2014年5月29日木曜日

トルクが低いので買い換えようか迷っている


Question

兄のドライバー(スペック不明)を借りていましたが
先日 テーラーメイドのBURNER2.0シルバー(硬さ;S)を購入しました

すると捕まりが悪く打球が右ばかり行きます。
大きくスライスしているわけではないのですが・・・。
前のクラブではそんなことなかったです

調べているとトルク?が低く、フォームが安定していない初心者が使うと
安定しないと書いてありましたので新しいのを購入しようと考えております。
(テーラーのR9を予定)

単に慣れていない or 下手糞なだけだから購入せずそのまま練習すべきか
新しく購入すべきかアドバイスくださいよろしくお願いします

Answer

トルクはシャフトの捻じれの度合いとしてゴルフで使用されています。
この数値はアイアン用の DG の S で1.8程度とのことです。
ところが、ドライバーなどに使うカーボンの S だと4.0程になるようです。

しかも、日本の基準とアメリカの基準は違っており、
同じ数値だと日本基準の方がもっと柔らかいとのことです。

トルクは数値が低いほと捻れ度合いが少ないので
少ないシャフトの方がインパクトでフェイスを早くスクエアに戻す力があります。

トルクが低いのでフェイスが開いて当たってスライスというのは
反対ではないでしょうか?
数値が高いシャフトだと捻じれ過ぎて戻りが悪いためにスライスすることがあります。

また、毎回全く同じフォームで、同じ力と同じ速度で、全く同じ軌道で
振って比較されましたでしょうか?
その日によって調子が良かったり悪かったりするゴルファーは
まだ完成されておらず、良い仕上がりとは言えませんので
クラブの違いではなく、日によって打ち方が違うためなのかも知れません。

単純にヒールに当たっているとフェイドになったり、振り遅れると
捕まりが悪くなります。
シャフトの長さやウエイトバランスが違うとこのようなことが起きます。


プロでも真芯に毎回当てるのは難しく、多少外しても
トルクが低いシャフトの場合には曲がりが少なく、危険を回避できることがあります。
したがって、できるだけトルクの数値は低い物を選ぶと良いのですが
必然的に重い硬いシャフトでないとトルクも柔らかいのが現状のようです。

トルクが高く、捻じれ具合が大きいシャフトでは、スイング速度を一定にし
ゆっくりと振ってヘッドがスクエアに戻ってくるタイミングを覚え
毎回その速度と力で安定した振リ方をしなければなりません。
安定させるには藤田選手級の技術が必要かも知れません。
(藤田選手はSシャフトを使用している)

したがて、重く硬いシャフトの方が初心者向けで優しく
飛距離はしなりを使えない分だけ出ませんが曲がりが少なく
芯を多少外したり、タイミングや速度が違っても、ある程度
安全に跳んでくれるシャフトということになります。

そうでなくてもカーボンは捻じれに弱いので、硬いシャフトでなければ曲がります。
初心者、上級者に関わらず、速く振れば捻れます。
プロは XXX などの硬いシャフトを使っているのは曲げたくないからで
最初にそれを使うと初心者のくせに使いこなせない・・という
販売側の理論の賛同しているゴルファーの意見があります。

しかし、しなりを使って打つというのは70歳を超えてからでも遅くなく
それまでは腕で飛距離をだし、硬いシャフトで曲がりを減らすことが
飛距離や上達を求めるゴルファーには大切なのではないでしょうか。

上手い下手に関わらず、短く硬いシャフトを使うことで
HS を殺さずに振れるようにして練習されることが上達を妨げない方法だと思います。








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