芯を外しやすい原因の一つとして、アドレス時の形があります。
構えた時のアームシャフト角はその後の動きに大変影響をします。
アームシャフト角はインパクトでフルアンコックをすると180度になります。
これをアドレス時に150度にした場合はどうなるでしょうか。
30度の角度を動かさなければなりません。
一瞬の間に決まった距離や角度を動かすという行為は
誤差を生じやすいことになります。
したがって、構えた時にはハンドアップにして160~170度に構えると
その誤差が少なくなります。
インサイドイン打法では構えた角度をインパクトで変えません。
したがってアイアンなどの名手と言われているトッププロ達は
インサイドイン軌道が多のはそれが理由です。
しかしながら、最近の長尺(45インチ)クラブでは
しなりやブレが多いので、構えた時の角度を維持することが大変困難です。
ウッドまでは完璧なのに、ドライバーが怖くて打てないと言ったのは丸山茂樹選手です。
インサイドイン打法は大変歴史が古いので
その当時のクラブは 42~43.5インチでした。
しかも鉄のシャフトでしなりもほとんどありませんでした。
インサイドイン打法でアームシャフト角を変えない場合でも
最近のクラブでは構えた時に170度ほどハンドアップにして打つ選手が多く
遠心力による角度の伸び、そして角度を変えないという両方の理にかなっています。
最近はインサイドスクエア打法が増えていますので
ドライバーなどは170度で構えて、そのままの角度でインパクトするか
フルアンコックをして打つ選手も増えています。
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