2014年6月4日水曜日

ゴルファーが登る3つの山 (#1)


皆さんはどの山を登っておられますか?


ゴルフには山の高さによって3種類の山があります。
ボギー山(やま)、パー山、そしてバーディー山です。
(私なりの勝手な見解ですが)

ゴルフを初めてから100を切りたい、という段階は
目指すのはまずボギーペースです。
この山の山頂は90になります。(まぐれで90を切ることもありますが)

そして、次の段階はパー山です。
これはパーを取りに行くゴルフになりますので山頂は72付近となります。

最後の山はバーディー山です。
これはバーディーを取りに行く内容ですので
この山の山頂である全てのホールでバディーを取る(パー5はイーグル)
というゴルフに到達した人はまずいないでしょう。

ゴルファーにはどの山を選ぶかの選択権があります。
しかし、ほとんどのゴルファーはこの山の違いを知らずに
ボギー山やパー山を登っている人に聞きながらスタートします。


ボギー山で良いと思う人はボギーを取るために必要な技術
だけを習得して練習すれば目標を達成することができます。
また、パー山で良いというゴルファーはそれなりの技術だけで良いのです。

パー山を登る人はそれなりに練習して20年ほど掛けて安定させれば
我流でも、氷山の一角ですが八合目くらいには到達する可能性はあります。

ところが、スクラッチを目指すゴルファーは
最後のバーディー山を登る必要があります。
バーディーを取りに行く内容を目指して技術を磨き
引き出しを増やして全ての精度を上げる必要があるのです。


ボギー山を登っていてある程度進むと途中でもっと高い山が見えてきます。
自分が登って来た山が最も高いと信じていた人も、
また、何も考えずにただ登って来た人も
雲の上に出た時に周りが良く見えて来るのです。

そこで、もっと上に行くにはこの山をいくら登ってもダメだということが分かり
隣の高い山を登ろうとするのですが、隣の高い山を登るには一度
ボギー山を降りなければなりません。


                                     つづく





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