2014年7月15日火曜日

シャンクの原因と治し方


シャンクとはヒール側に当たってソケットに触れるため
右に低く跳び出す球質をいいます。
従って、これはアイアンだけに起きる現象で、ウッドの場合には
ヒール引っ掛けやヒールトップになります。

原因はヘッドが外回りすることで、その原因は様々です。


1  シャフトがフラット過ぎる場合

    写真の黄色い線が球を向いているのが基本です。
    これはテイクバックでも同じで、この角度で上げて、同じ角度で下ろして来ると
    一番無駄のない効率的な軌道角度となります。
    しかし、レイドオフ打法などはわざとこの角度をフラット気味に倒して
    より勢いを付けて下ろすことがあります。





2  アドレスですでに球に近過ぎる場合

   球と足の距離を確認し、5mm、1cm単位で遠くに立って修正します。



3  ダウンスイングで手の軌道がフラット過ぎる場合

   インパクトでの手の位置が黄色線のように外に出ているとシャンクします

                     

4  ショルダープレインがフラット過ぎる場合

   ショルダー・プレインが水平に近いほどヘッドは外回りします。
   左肩を上げて、右肩を落としてショルダープレインと手の軌道とヘッドの軌道が
   同じ平面上を移動するのが理想です。






5  インパクト前に腰でプッシュする場合

   もともと前傾が立ち過ぎていて、スイング軌道が縦過ぎになり
   右腕が体にぶつかってプッシュしてしまうことがあります。
   前傾角度を見直し、インパクトでフルアンコックする打法にすると治ります。


6  トップの位置が普段よりも低い場合

   テイクバックでインサイドに上げすぎて、トップの位置が低い後ろの位置になり
   ヘッドの軌道がフラットになる時があります。
   普段からこの位置で振っていれば良いのですが、たまにその位置に行くと
   その時だけシャンクすることがあります。


7  左手首の角度が違う場合

   左手首が手の甲側に折れるとヘッドの軌道は縦になり、反対になると
   軌道はフラットになります。
   手首はどちらにも曲げずに真っ直ぐにするか、手の平側に曲げるくらいで固定し
   それが変わらないように定着させます。


8  極端なインサイドアウト

   テイクバックを極端にインサイドに上げ、そのままアウトに向けて振り下ろすと
   シャンクすることがあります。

   テイクバックのヘッドの軌道、手の軌道をスクエアないし、多少のインサイドにして
   ヘッドが同じ軌道で降りて来るように矯正します。





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