Question
同じ練習をするにしても、その練習法を教えてくれた人が
ハンディ3以下の場合とハンディ6以上の場合とでは、
効果が全然違いますか?
Answer
はい、雲泥の差があります。
オフィシャルかクラブハンディーなのかでも違いますが
いわゆる片手シングルと両手シングルと言われる人達の比較として
考えてみたいと思います。
ゴルフはこの辺に大きな壁があります。
その大きな違いとはパーを拾って拾って最高の72で回る人と
バーディー逃しで最悪のスコアの72で回る人の技術的な違いです。
パーを拾って72で回れる人は、飛距離180~190Y、グリーン側に落とし
寄せワンのパーが取れる技術さえあれば良いのです。
ところが、バーディー逃しのパーを取るゴルファーは
飛距離は260~270Yでパーオンさせる技術が必要です。
ここには技術的な大きな差があります。
もし、このバーディー逃しの人がショートアイアンがデッドに決まって来ると
ピンに絡んできてイージーバーディーが取れることになり
スコアは60台が簡単に出ることになります。
したがって、片手シングルからスクラッチ級の技術と両手シングル級の技術では
雲泥の差があって、この壁を越えるにはショットを改造するしかありません。
ほとんどの両手シングルはここで諦めて
老化とともに過去の栄光を語るようになってしまいます。
片手シングルやスクラッチ級のゴルファーはイーグルを取ることが出来、
パー5でも2オンワンパットのプロと同じ組立ができるようになります。
ここからが本来のゴルフであって、初心者のときからその内容を目指すことで
壁の度に何度も改造するという、とんでもない無駄を省くことができます。
ただ、名選手名監督にあらずで、いくら世界のトップツアープロでも
教えるということは全く別問題ですので、
いくら60台で毎回廻れるゴルファーから教えてもらったとしても
教え方が理解できない方法だとなかなか習得に苦労することもあります。
練習法もまた、その人のその時期に合った練習をすることもあるので
参考にならないケースもあります。
本格的にゴルフを真剣に始めようと思った方は
基本動作の基礎やスイング理論をしっかりと
習ったことがある人から習うことが大切で、
決して中途半端に上手いゴルファーの言うことは聞かないことです。
株で億単位で儲けている投資家が同じことを言っていました。
中途半端に儲けた人は自慢話で儲け方を語るのですが(教え魔)
それはたまたまであって長期的、あるいは高額な投資には適さず
とても危険な情報を流しているというのです。
ゴルフもまさにそれです。
雑誌や中級者、両手シングル級まではたまたまや
短い簡単なコースでの話をしているだけで、
そこへ行ったことがない人からその情景を聞いても
本当に必要な情報を得ることはできません。
「60台で回れる人に習え」というのはこの意味なのです。
ゴルフはいくらでも遠回りします。
最高峰を目指す技術をちゃんと教えられる人から
習うことをお薦めします。
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