2014年9月2日火曜日
アメリカのプロコーチ事情
Question
アメリカのプロ(上位者)のはコーチ事情を教えてください。
ウッズの次期コーチが取り沙汰されていますね?
結構 有名なコーチなど聞きますが、アメリカのプロ(主に100位以内の上位者)
は概ねコーチに付いているのでしょうか?
日本では居ませんよね?(名前が「コーチ」と付いているだけとか、両親だったり、、、)
石川選手もお父さんですけど、、、本当に「コーチ」として機能しているのでしょうか?
日本からアメリカに行った選手(丸山とか)もコーチ居なかったのでしょうか?
それとも、アメリカのプロゴルフ界では、
実質的に「コーチ」を名乗れる人はほとんど居ないのでしょうか?
→なので、コーチを付けられるプロは少ない
Answer
アメリカのトップ・ツアープロはほとんどが
コーチをつけています。年間契約です。
お金のなプロはコーチ代が払えないので
悪循環となって脱落して行くようです。
アメリカではレッドベターとブッチ・ハーアマンが
二大トップコーチと言われています。
タイガーウッズやアダムスコットも最初の10年は
ブッチさんでした。
アメリカでのゴルフの層の厚さは日本の武道のように厚く、
近所にとんでもないレベルの先生が平気で教えていたりします。
日本のスクールは中級クラスのインストラクターなどがほとんどだと聞きます。
日本人プロ選手達はどういう分けかコーチを雇う人が少なく
自力でなんとかなると思っているようですが
世界のレベルにはそれでは通用していません。
それが分かっているプロはアメリカまで行ってスイング改造をしています。
ブッチさんは彼のお義父さんとベンホーガンが友達で
高校時代にゴルフ談義を良く聞いて育った人ですので
ゴルフの極意を本当の良く知っているコーチです。
ご本人もツアープロとして1勝してからコーチになっています。
確かに日本には基礎を習ったゴルファーがいないので
コーチの重要性を認識しておらず、またティーチングプロ達のレベルが
どうなのかという問題があるのは事実です。
250年とも400年とも言われるゴルフの歴史の中で
技術や知恵が代々伝授されており、クラシック音楽のように
バイエルやソナタなどのカリキュラムが出来上がっているのに
それすら拒否し、我が道を行くゴルファーが多いので
未だに世界に進出すらできない状況だと私は思っています。
そのカリキュラムを習っているのが日本では高橋門下生です。
最新のモダン打法のカリキュラムと
アダムスコットやマキロイの打法が習得できるのは
日本では他にありません。
遼君もブッチさんの門下生になったら
あんなに悩み、迷って苦労せずに済むと思うのですがね。
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