2014年9月26日金曜日

インパクトでの浮き上がりを治すべきか?!


Question

ダウンスイング~インパクトで、両足かかとが浮き、両足つま先立ち状態です。
先日、自分のスイングをスロー動画で確認したのですが、ドライバー~アイアンまで
全ての番手で、インパクト前後で、両足つま先立ち状態(両足かかとが浮いてます)です。
(ドライバーが一番顕著で、以下番手が上がるにつれてかかとの浮き方が少なくなりますが)

ドライバーの平均飛距離は、230前後(最大250弱)です。
H/Sは、45前後です。
球筋はフェード系(スライスがひどい時も)。
レフティ、歴4年、ベスト87(近時3回は、80台後半)。

以下、質問2点です。

①両足つま先立ちによる弊害はあるのでしょうか?
どのような弊害がありますか?

②今後スコアアップ目指すなら、つま先立ち状態は修正すべきでしょうか?
修正するにはどのように練習すれば良いですか?
(ちなみに目標はベスト70台です。)

以上、2点について、教えてください、宜しくお願いします。


Answer

この場合、つま先立ちは「浮き上がり」とさせてください。
腰が前に出て前傾が立つのは「伸び上がり」、そして
単に前傾が立つのを「起き上がり」と分類します。

これらの弊害は安定性です。

浮き上がると軸が上下しますのでフォームが複雑になり、
毎回同じ時間内に同じ距離だけ浮き上がらなければならず
この無駄な動きのために10年くらいは定着時間が掛かります。

何年間この打ち方をしているかによって質問の2は違います。
世界ランキング1位になったことがあるレキシートンプソンは
かなり浮き上がっていますが、幼少期から同じ打ち方で
10年以上は打っていますので安定しています。

もし若い方でやる気がある方でしたら
経験が4年ということなので修正されると良いと思いますが
遊びのゴルフでしたらあと5年もそのまま変えなければ
定着して安定性は良くなって来ると思います。

動きは複雑になればなるほど定着期間が長くなり
その間のミスは免れません。

修正法はボディーターンのやり直しです。
特にヒップターンです。

(レフティーの方ですが、右用に書かせていただきます)

ダウンスイングでは体重移動とともに左のお尻を後ろに突き出して(バンプ)
左足は重心がカカト、そして右足はツッパリで拇指球重心にします。

これが切り返し時の腰の開きですので
左足拇指球でのつま先立ちを辞めてカカトにして
腰の開きによって速度を上げるフォームを覚え
その動きを数年掛けて定着させることです。

飛距離も少ないし、フェイドが酷い時があるとのことですので
これ以外にも修正するヶ所がいくつかあるので
一度にフォームを同時に改造されるのが一番の近道なのですが
独学の場合には遠回りではあるのですが、一つずつ
修正するしかないと思います。

まずはドライバーで150Y以上出さないようにしてこのフォームで打つと
浮き上がりはなくなるかと思います。
定着練習は浮き上がらないフォームで1万回を目標にしてください。

ただ、浮き上がりのないフォームの定着で1万回練習すると
他の間違った動きも同時に定着してしまいますので、その癖を取るのに
次は2万回修正されたフォームで打たなければなりません。
3、4ヶ所あると、もうそれだけで一生掛かってしまうかも知れません。

これが我流ゴルファー、独学ゴルファーの無駄な遠回りです。
早くそれに気がつかれて、実技を受講されることをお薦めします。











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