2014年10月22日水曜日

ドライバー選び


Question

7Iのヘッドスピードが33?31m/sです。
スコアは平均100です。
アイアン、はファイズのスチールSシャフトを使用しています。
ドライバーシャフトはSの硬めを使用していますが
スライスが酷いです。

シャフト、バランスが有ってないのでしょうか?
また、どの様なドライバーが良いのでしょうか?


Answer

スコアが100前後のゴルファーは
道具を替えてもスコアはあまり変わりません。

クラブが自分に合っている、合っていないと良く話をされていますが
初心者が最初に考慮するべき項目はシャフトの長さ、
ライ角、総重量、ウエイトバランスなどで
形状やメーカーや材質などはほとんど関係ありません。


あるクラフトマンは60gのシャフトを使っている人が
70gは使えないと持論を展開していました。

10gの差で何がそんなに違うのかを聞いてみると
重いのでダフるから使えないというのです。

どうもこれが理由で初心者は硬いシャフトは使えない
という理論を展開していることが分かりました。

10gとは一円玉10枚の重さです。
これがヘッドなら振った感じが違うのは分かりますが
シャフト全体で10g違ってもわかる人は恐らくいないでしょう。

シャフトの硬さは分かったとしても、320g中の10gなどは
とても感知することが困難です。
分かるのはウエイトバランスで、D2とC6の差ならすぐに分かります。

ところがこの10gの重さの違いでアームシャフト角が伸びて
伸びた分ダフるというのが苦し紛れの理由で
貴方は60gを使いなさいと奨めて来るのです。

しかし、フルアンコックをしてインパクトでは180度に伸びきっている
打法の人は、いくら重くしてもこれ以上は伸びません。

たとえフルアンコックをしない打法でも、とても伸びるとは思えず
もし伸びたとしても数発打てば体が勝手に調整して
ダフらなくなる程度の差しかないのではないでしょうか。

修理屋さんはほとんどがこのスイング理論や打法の知識がありません。
中級クラスの腕で自分のスイングを中心に
持論を展開している人がほとんどです。

メーカーやショップなどの販売側は販売に都合の良い理論を展開し、
雑誌やネットがそれを取り上げて情報が氾濫しています。

その情報を鵜呑みにして腕を磨かないゴルファーが非常に多く
まずは80台で回れるように頑張ってからクラブの事を考えても
決して遅くはありません。

80台で回れるようになって、平均70台で回り、60台を目指す段階で
始めて自分に合ったクラブ、試打をして探すという研究をすると良いでしょう。
毎回同じに打てないゴルファーは試打をしてもまず違いが分かりません。

最近は70台、60台をコンスタントに出すために必要なスペックの話を
初心者が良くしているのですが、何が良いのか体が分かっていないので
それが原因で毎年買い換えてるはめになっています。

ゴルフは99%腕です。
スペック論争をする暇があったら練習をしましょう。










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