Question
現状維持と、レベルアップの為にときよりスイング改造をしています。
一年前のスイングでの切り返しは、トップに上がってから右肘が脇腹に降りた辺りから
下半身を回していく切り返しでした。
現在のスイングではトップに上がったら一気に下半身を回して
腕を落下していく切り返し方です。
一年前の切り返しのスイングでは球筋がほぼストレートで、
バラツキは余り無かったですが飛距離はさほど伸びないようでした。
現在のスイングでは球筋はドロー系で明らかにHSもあがり飛距離は伸びました。
でも引っ掛けが出るようになり、たまにフックすることもあります。
更に、トップに上がる前に切り返しをするとHSは上がりますが
球筋、打ち出しはバラツキがでます。
捻転差の関係と思われますが、ミスは他の原因ともわかっています。
一番のHSの上がった切り返しはトップに上がった腕を
意図的に下ろす(右肘が脇腹につくあたり迄)
と同時に下半身の回転をその分早く回すやり方です。
現在のHSは47辺りですが53まで上がりました。
但し使い物にならないくらいのミート率です。
(遊び半分で試みたものです)
Answer
手打ちからボディーターンで打つ大きな分岐点です。
この体や下半身の使い方ができるようになると
飛距離や方向性も一段と良くなります。
切り返しは非常に重要で難しい部分です。
1年前の方法と現在の方法の違いは切り返し時の
腰の開きをいつするかというタイミングの違い
ということでお話を進めていきたいと思います。
打法によって異なることなのですが、体重移動と
ヒップターンの両方によって打つ打法においては
どちらの方法も微妙です。
現在のモダンスイングの中でもアダムスコットやカイマー
マキロイといったヨーロッパ系のコンパクトなスクエア打法やでは
オーソドックスな技法のバンプ、ダンプ、ターンのボディーターン法を
そのまま残しています。(ほとんどのプロの打法はそうですが)
この打法でスイングするとなると、おっしゃっている動作は
大変近いのですが微妙にタイミングが違っているかと思われます。
切り返しからインパクトまでは非常に難しい動作とタイミングですので
独学で習得するのは極めて困難な部分です。
特にビジネスゾーンと言われる腰の位置から腰の位置までや
球が当たるインパクトの前後のインパクトゾーンの形などは
アマチュアゴルファーはほとんどできていません。
(何が理想でどうすれば良いのか、またその存在すら知らないと思います)
ボディーターンができるかできないかで飛距離が全く違ってしまいますので
これが既にできているトップクラスの野球選手は良いのですが
始めてこの体の使い方に挑戦するゴルファーは
それぞれの違った部位の筋肉の力量、動きの方向、タイミングと
三つとも正確に習得しないと、恐らく一生できないと思います。
この動きは偶然にできるようになるような単純な物でもなく
毎日1000球ずつ打っても得られるような物でもありません。
基本動作をしっかりと習得して、その部位ごとの細かい動きを
定着させながら積み重ねによって徐々にタイミングを合わせていくという
分解ドリル方式で体に覚えさせて行く方法が一番です。
動画を見て研究している人たちでもほとんどできておらず
見えない部分、すなわちどの筋肉をどのタイミングで力を
どのくらい入れるかという部分においては
画像で読み取ることができません。
また文章での説明は言語学的な問題、見方や表現方法の問題
読む側の解釈の違いなど違いや問題が多すぎて
動作を伝えるのはほとんど不可能に近い物があります。
よほど勘の良い人で、画像や文章などあらゆる方法で研究し
何倍もの労力や時間を費やしてできる人はいるかとは思いますが
1%もいないと思います。
なお、詳細は「ボディーターンの基本動作」として後日詳しく解説する予定です。
この動作と分解ドリルはアメリカでトップクラスのコーチが教えている物で
日本では高橋輝の実技を直接受講することが可能です。
http://modernswing21.blogspot.jp/2014/05/blog-post_5.html
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