2014年11月29日土曜日

独学では限界があるのかなと思い始めています


Question

ゴルフで90がなかなか切れません。
ゴルフ歴1年ですが90を切ることが未だできず、独学では限界があるのかなと思い始めています。

独学で90を切っている人はどういう練習や情報収集をしましたか?
30代前半野球経験者、先日94だったスコアは1打目ドライバーOBが4つ(うち3つはスライスによる)、
バーディ0、パー4つ、ダボ以上6つ、バンカー0、OB以外のドライバー平均飛距離は220くらいです。

クラブは都合により8本しか持っていません(総額2万円ほど)。
これらのうち一番問題なのはやはりOBの数??
独学の方法はYoutube閲覧です。


Answer

ゴルフ歴1年で限界を感じているというのは素晴らしいことだと思います。
ゴルフの難しさが分かる人と分からない人がいて
中には分かるのに20年も掛かる人がいます。

また、分かっても男性は特にプライドが高過ぎて
習おうとしない人がほとんどです。
また、癖が定着してから習ってもなかなか癖が抜けずに
生涯オヤジスイングで治せない人が大勢います。

早く気がついて、早く基礎を習って癖がつかないようにすることが
どれだけ重要かが分かった時には遅すぎるということです。

独学の限界はスイング理論がまず一つあります。
情報の混乱で、どのスイング理論が良いのか分からない上に
いくらプロの動画を見ても、何が良いのかすら分からないことにあります。

プロのスイング動画でも失敗した時のショットや、癖があって
まだ治していない場合など色々とあります。
何をまず手本にして良いかが分からないゴルファーが
いくら見ても分かるはずがありません。

そして、お手本の動画がみつかったとしても
動画では見えない力の方向や力量
タイミングや細かい動きなどは見えません。

言葉では言い表せない語学的な問題によって動作や詳細に関しては
どの教本にもサイトにも説明されていない部分があり
それを洞察するには相当な素質と勘と努力が必要かと思います。

また、たとえ理想の動きができたとしても
3年以内には毎日のように崩れます。
忘れたり勘違いしたり、最初の1年目は崩れて当たり前で
そのうち何が正しいのか分からなくなって迷路に入ります。

そこに浅はかな理論、低い理論、不合理的な理論
間違った理論など、情報の混乱がさらに迷いを深め
20年も30年も遠回りしている人がいくらでもいるのが現状です。

自分の動きは自分で同時に見ることがなかなかできません。
一球ずつ、今トウに当たった原因はこれだ!
と指摘されてその都度修正を繰り返しながら固めていかないと
悪い動きがそのまま定着してしまいます。

ゴルフの本当の難しさが分かるのはプロになってからだと言われますが
できるだけ早く分かることが早く上手くなる秘訣です。

ほとんどのゴルファーはその難しさが分かったとしても、その難しさに
どうせアマチュアで遊びだからと上を目指さなくなります。
練習をせずにラウンドだけしているゴルファーはほとんどがそれです。

3年も習えばバーディーを取る技術がほぼ定着するだけの前進があるのですが
ほとんどの独学ゴルファーはまずボギーペースで周ることすら安定せず
ショートゲームに慣れてきて徐々にスコアだけは良くなりますが
内容はボギーを取りに行くショットが安定するに過ぎません。

そこには大きな壁があります。
ボギーを取りにいくゴルフからパーを取りに行くゴルフ、
そしてバーディーやイーグルを取りに行くゴルフでは内容に雲泥の差があります。

遊びでやるなら今のまま独学で好きな練習をしていれば良いと思いますが
本格的に上を目指すのでしたら、90台を独学で切った人の話ではなく
60台で回れることができる人の話を聞くべきだと思います。









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