2014年12月27日土曜日

DRからアイアンに持ち替えると数発は当たらない


Question

ゴルフ初心者です。

ドライバーで打っていて、アイアンに持ち替えると必ず最初の3-4球は
当たらないかカス当たりでまともに飛びません。

これって多分まだ感覚が完全につかめてないので距離感が合わず、
打つ際に毎度毎度補正しなければならず、
初手失敗し続けているのかなーと思っているんですが、そんな感じなんでしょうか。

また、この状態を脱するには、一本でひたすら打ち続けた方がいいのか、
それとももっとこまめに持ち替えた方がいいのでしょうか。
いっそ50球はアイアン(どれか一本だけ)で、
次の50球でドライバーみたいにまとめ打ちした方がいいでしょうか・・?


Answer

この症状はそのままにしておくと相当な遠回りをすることになると思います。
というのは、各番手ごとにそれぞれの違った軌道を覚えようとしているからです。

基礎練習法を習っていないゴルファーはとんでもない遠回りをすることがあります。
基本は将棋でいう定石ですので、これだけはどうしても
やっておかなければならない手として覚えないと
30年やっていても100が切れないことがあるのです。

クラブは体に合わせて調整し、クラブに合わせてアドレスします。
クラブは前傾角のモノサシなのです。

クラブはどの番手でも自分の体に対して同じトップの位置
そして背骨の傾斜角に対して同じ手の軌道角度にして
一種類のスイングで打てるように作られていますが
人によっては身長も手の長さも打法も違うので
それぞれに合わせて調整しておく必要があります。

たとえば、前傾角をどの番手も同じにして打とうとすると
番手ごとにトップの位置や軌道の角度を変えなければなりません。
13種類の下ろす方向を覚えても良いのですが
人生はそんな複雑なことを定着させるほど長くはありません。

ドライバーを打った後はPWに持ち替えても、そのトップの位置から
同じ角度で振り下ろして来て当たるようになっています。
PWに替えた時でも背骨に対しては全く同じ角度で振り、
前傾角度を寝かせるだけで当たるようにできているのです。

しかし、前傾角が十分に寝ていないとトップし
今度は逆にPWで当たるように打ってからDRを持つと
ダフってまともに芯に当たらなくなります。
これによってほかで調整しようとしてスイングが崩れ、乱れ
ダフりトップとなってしまうのです。

PWは前傾角45度、DRは30度と15度間隔で
各番手ごとに1度ずつ前傾角を変えて打つと
全く同じワンスイングで当たるようになります。

これができているかどうかの確認は
1球ずつ交互にPWとDRを打って見て
最初の打球が芯を捉えているかで診ることができます。

ゴルフは最初の1球目しか数えませので
練習場でいくら2打目から会心のショットが出ても
実践ではスコアにつながりません。

ご質問のような状況では、恐らく前傾角が15度の差がなく
アイアンのアドレスが立ち過ぎな可能性があります。

初心者は前傾角すら適当ですので
このままだと13種類の軌道を定着させる練習をされて
いるかも知れませんので、確認する必要があると思います。
動画で自分のスイングを撮って角度を計ってみてください。










0 件のコメント :

コメントを投稿