2015年2月10日火曜日

軸がブレないようにするには?


Question

スイングで軸をブレなくするためには 
何を気をつけてどういった練習をすればいいのか教えてください。


Answer

軸がブレるのはほとんどが左右のスエーと起き上がりですね。
どちらにブレているのかわかりませんが、いずれにせよ
軸は最終的にはmm単位で固定することが大切です。

まず、左右のブレはその多くはテイクバックで右にスエーする人が多く
止めるには右膝を固定することです。

軸は背骨軸、体中心軸、左一軸、二軸と様々なのですが
右膝の固定は背骨や体中心軸には大切なことで、左一軸の場合には
右膝はトップでは伸びる形になります。

打法のほとんどは背骨軸ですので、まず第七頚椎を固定することになります。
この場合は体の裏側が軸になるために前側に位置する目や胸は動きます。

それに対して、体中心軸は壁にオデコを着けてスイングをすると
体の中心が軸になって固定されるために
この打法の場合には頭の前を動かさないように練習します。

後方上部からカメラで動画を撮ると、第七頚椎が固定されているかどうかが
良く分かります。

また、鏡の前でボディーターンの練習をする時に
体の前ではなく、裏側が動いていないかどうかを見ながら練習をします。


上下のブレはほとんどが起き上がりです。
ダフりたくないことで体が勝手に調整して前傾角度が立ってしまう動きです。
また、球を追ってすぐにヘッドアップして起き上がったり
両足の蹴りで浮き上がったり、伸び上がったりする人もいます。

これらはしっかりとしたフォームを作っていないのが原因で
適当に力を入れていることでこのような動きができてしまいますので
基本動作通りにまずはフォーム作りをしてから力を入れて打つようにします。

さらに、反り返りで軸がぶれることが多々あります。
プロでもインパクト時には軸が体の外にあったりする場合がありますが、
20年も30年も同じことをしていると、それで完成度が上がって
安定してしまうのです。

しかし、アマチュアは限られた練習量で早く上達したいこともあり
このような複雑な動きではなく、軸をブラさない動きだけで打つのが理想ですので
プロがやっているから全てが正解だということではなく
アマチュアとして少しでも効率の良い上達法や仕上がりを作ることが大切です。

https://www.youtube.com/watch?v=CUj0ItYSmcc


軸はどこにあろうと、感覚を研ぎ澄ませて行くと実感できるものです。
精度を上げる練習として、アイアンでピンにデッドに落とす練習を
5時間くらい真剣に連続して続けると、神経が研ぎ澄まされてきて
その練習を何度か継続すると自分の軸がどこにあって
それがちょっとでも動くと分かるようになります。









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