2015年2月11日水曜日

インパクトで左腕を軸にする打ち方


Question

アプローチの打ち方ですが、
インパクトで左腕を軸にしてヘッドが返る打ち方をすれば、
ヘッドの抜けがよく、芯にあたりやすい思うのですが、
間違っているでしょうか?

アプローチだけでなく、インパクトで左腕を軸にする打ち方は
普通のショットでも同じですか?


Answer

左腕を軸にしてヘッドを返す?
これは左腕のローテーションの意味でしょうか?
それとも体の軸を左にして、左一軸で打つということでしょうか?

左腕のローテーションはアプローチ時にはほとんどしません。
チップショット、ピッチショットはフェイスを目標に向けたままフィニッシュします。
しかし、ロブショットはフェイスをしっかりと返した打ち方です。

ヘッドの抜けが良いとか芯に当たり易いかという問題は
ローテーションとは直接関係はありません。

アプローチと言っても5Yも60Yも同じではありません。
飛距離によって打法も違います。
なぜチップショットやピッチショットはフェイスを返さないかというと
引っ掛けるからです。
フェイスを返す打ち方と返さない打ち方の両方を習得
する必要があります。


また、左に体重を乗せたまま重心を移動せずに
左一軸で打つという打ち方はフロップショットやバンカーショット
などは正解です。
また、チップショットとピッチショットでもローの場合には
球を右に置いて左一軸で打ちます。

普通のショットでも、左一軸で打つ打法もありますが
飛距離は出ません。

また、左に体重を乗せたまま、左腕を垂直に下ろして
腕は動かさずにローテーションだけで打つということでしたら
これはあまり良くありません。
小さな筋肉を使って打つことになりますので
緊張下ではミスが出る可能性が高くなります。

ショットはできるだけ大きな筋肉で打つことが定石なので
むしろ、腕や手首などの小さな筋肉は動かさずに
肩の回転だけで打ちたいくらいです。

我流で試行錯誤をしていると、たまたま他の要素で当たった場合
思い込みや勘違いをすることが多々あります。
これが100を切れないゴルファーが大多数いるという理由です。

しっかりと基礎を習得して、
じっくりと3年かけて修正を繰り返しながら
効率の良いフォームを定着させることが大切です。


















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