Question
バックスイングについて教えて下さい。
ルークドナルドのようなオーソドックスなバックスイングを目指しています。
ハーフウェーバックからトップオブスイングに移行する際、
右肘が下がって、トップオブスイングでのグリップ位置が低くなることがあります。
どうしたら、トップオブスイングでの右肘の高さを一定に維持できるでしょうか。
Answer
テイクバックで右肘が曲がるのは
右手で持ち上げようとしていることが一つの原因です。
バックスイングはクラブを持ち上げる動きを辞めて、
胴回りの筋肉でボディーターンで回すことが大切です。
もちろん、打法によっては小さなバックスイング
という打法もありますので自由なのですが
大きなテイクバックは中期以降の世界の主流です。
これは小さいバックスイングは肩が回らないことが多く
これを改善するために、中期ではヘッドを地に這わせるような低空飛行で滑らせ
途中から上げていくというテイクバックが特徴でした。
そして、その後にテイクバックも速度が上がり
ダウンスイングとの速度差をなくす打法が主流になり
腕を伸ばして上げるよりも、アーリーコックでヘッドから先に上げ
しかも、右肘を曲げずに肩の回転を重視した動きになったのが
21世紀の最新のパワフルなモダン打法です。
これはアーリーコックのレイトヒティングと言われる手法で
これによって肩の回転も大きく、体は大きなバックスイング、小さなダウンスイング
そして大きなフォローという打法になっています。
右肘を曲げるのはあくまでもダウンスイングであって
テイクバック時には曲げないことで肩が回ります。
また、これによってオーバースイングも防ぐことができ
左肩をしっかりとアゴの下に入れることもできます。
バックスイングはできるだけ遠くに出すように大きく上げるのですが
体の筋肉を使って回転させるために、両腕やグリップには一切力が入りません。
クラブが落ちない必要最小限の力で軽くフトコロの三角形を固めておくだけです。
両手の動きは7時半~9時の間でコックを完成させ、両手はトップの形を作り
この時に右手の中二本の指でクラブを吊るだけで、左手は左肩から左腕で
グリップエンドを地面方向へ、そして自分の右側に押し切って
ヘッドから先に上げるようにすると大きく、そして右肘が曲がらず、
右手の力を使うことなく、また浮き上がることもないテイクバックができると思います。
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