Question
ゴルフスウィングのフォロー~フィニッシュについてです。
昨年の夏にゴルフをはじめまして最近ようやく
フォローとフィニッシュの大切さがわかり始めてきました。
そこでプロゴルファーや上手な方(シングル)のスイングを見ていると
フォローで右肘と左肘がほとんど伸びているのですが
自分でやるとすぐに肘が曲がってしまいます。
そこで2点教えていただきたいです。
1)両肘を伸ばすのはフォロー~フィニッシュの
どのあたりまで伸ばして曲げていけばいいのでしょうか。
2)両肘を伸ばすためにはどのようにするのがいいのでしょうか。
ご教授よろしくお願いいたします。
Answer
フォローで両腕を伸ばしているのは、軌道円を大きくするためで
大きいほど直線に近いので方向が良くなるというメリットがあります。
良く左脇で小さくたたんでいるゴルファーがおりますが
手を中心とした円の小さなフォローとなって方向が悪くなります。
欧米の若手選手であれば、1時くらいまでは肘を曲げていません。
若い体の柔らかい人であればここまで伸ばせると思います。
ただ、フォローはかなり腰に負担がありますので
加齢とともにその位置を低くしていきます。
ただ、当て逃げだけは避けて、しっかりと4時半までは
球と接触していると思ってヘッドアップしたり、力を抜いたりせず
意識をして振ってください。
若い人であれば最低3時くらいまでは両肘を曲げず
上半身の逆棯点パワーでフィニッシュまで力を抜かないようにします。
ただ、中年以降は早めに力を抜いて、腰の回転を抑え
できるだけ負担にならないように途中で肘を曲げて良いと思います。
そしてどうすれば伸ばしたままフォローができるでしょうか。
伸ばせないゴルファーのほとんどは勘違いをしています。
ヘッドが遅れるのを調整しようと、手でクラブをホウキで掃くように
手を止めてヘッドだけ先に行かせる動作をするのです。
これによって左脇下で手が持ち上がり、右手でヘッドを走らせようとし
左手首を甲側に曲げて手を中心とした円を描こうとする動きをするのです。
ヘッドを走らせるのは左腕のローテーションだということを理解し
右手で4時半の位置でかぶせる(フェイスを返す)形を作ることです。
リリースゾーンから初めて右手に力を入れて押し込み、
4時半では球を押さえ込むように右手を被せてフェイスを垂直に立てます。(写真)
これがヘッドを走らせる動作であり、フェイスを閉じる動きなのです。
この基本動作を最初から習得していれば、このような癖がつかずに済むのですが
スライスを治そうと試行錯誤した人は早くたたんで調整しようとします。
このような勘違いをまずなくし、左腕のローテーションを速くして調整すると
両腕を投げ出すように伸ばしたまま4時半の形を作ることができると思います。
4時半のかぶせ押さえつけの形
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