2015年2月20日金曜日

DRは当たるのに、ウッドが当たらない


Question

1Wはうまく当たるのですが、3W,4W,がうまく当たりません。
トップばかりします、練習では当たるのですが、コースに出ると、全く当たりません、
ちなみに、うまく当たる時はスコアは82です、当たらないときは100くらいです。
平均80だいにしていきたいのですが、
コースに出ると何が原因かうまくいきません。
どうぞよろしくお願いします。


Answer

原因は色々とあります。
また、勘違いもあります。
というのは、3Wが当たっていない人は
実はDRも当たっていないのに気がついていないのです。

というのはDRはヘッドが大きく、ティーアップしているので
簡単に打てるのと、芯を外していてもそこそこ当たって
なんとか使える球が出るのですが
ウッド達はヘッドも小さく、直に打ちますので地面を叩き
失敗が顕著に現れるのです。

初心者の方々にはこの勘違いが多々あり
良く見てみるとDRも当たっていないことがよくあります。

では、その場合にはどうするかです。
それはもともと打ち方に問題があることを認識することが大切です。

ティーアップしていれば下からアッパーブローでも打てるのですが
直に地面からだとそれができません。
したがって、有効角度が狭くなります。

ウッドは実はレベル(水平)ではなく、ダウンブローに打つのが
正しい打ち方です。
これはハンドファーストでフェイスを立てて打たないと
芯まで届かないからです。

いくら薄いフェイスのウッドでも、ロフトが寝ているウッドほど
立てないと赤道まで届いていないのです。
あまりにもロフトが寝ているウッドはUTに進化して代用されていますが
3Wや4Wなどは昔のままのウッドです。

したがって、長いシャフトプラス、ハンドファーストで
しかも左側で打つという難易度の高いクラブということになります。

ゴルフはこのウッドが正確に打てて、始めてフォームの善し悪しが分かり
それまでは芯に当たらない、飛距離がでない
球が上がらないという問題を根本的に解消する必要があります。

一番の難点は最下点の位置です。
アイアンは比較的に球の位置は内側なのですが
長い番手になるにしたがって球は左に置きます。

これによって最下点が左に移動出来ない人はダフるのです。
ダフらないように打つにはフォームを習得する必要があります。
左に軌道が移動する打ち方をしなければなりません。

そして、ハンドファーストでフェイスを立てて打てば
多少でもダウンブローになってスピンが掛かって高く上がり
グリーン上でヒットして止められる可能性がでてきます。

また、しっかりと体重移動をして、腰を開いて
左脇の張りで左腕を引っ張って来る動きによって
ハンドファーストになるインパクト時の体の形を覚えることが大切です。

スイングのフォームはこのような壁にぶつかるまであまり重要視されません。
また、この壁を克服していないゴルファーが大勢います。
基礎を習得していない我流ゴルファーは、上に行けば行くほど
このような壁にぶつかり、その度にスイングを改造しなければなりません。

100を切れないゴルファーはまずウッドが使えていないのです。
それは基本動作のフォームができていないからです。
ウッドだけではなく、実は全てのクラブの打ち方に問題があることに
まだ気がついていなかっただけなのです。

したがって、それに気がついたらすぐにでも
スイングを全部崩してでも1から基本通りにやり直して
早くウッドがダウンブローで打てるようにすることで
アイアンも全てダウンブローで打つ事ができ
全ての番手が上手く打てるようになると思います。










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