2015年2月21日土曜日
アーリー・リリースを克服したい
Question
ゴルフの練習でアーリーリリースを克服するトレーニングはありますか?
Answer
リリースが早すぎてダフることが多々あります。
リリースはできるだけ遅くするとHSが上がります。
また、リリース開始地点が早いと(アーリー・リリース)
最下点が左に移動しないのでウッドを打ち込むことができません。
リリースとはアンコックとローテーションの両方の動作をいいます。
したがって、手が左脚の前に来るまではコックを解かない、
左腕のローテーション(骨を軸とした回転)を開始しないくらい
リリース開始ポイントを遅くする必要があります。
これができるとハンドファーストで打つことが可能になります。
その方法の一つはグリップです。
右手は中の二本で吊った状態にし、左手で押して
アーリーコックでテイクバックすると、
両手でコックした形を固定することができます。
トップの位置でも、ダウンスイングでも右手の二本の指は
引っ張った状態でコックを解きません。
そして、両手が左脚の前に来た時までその状態で
そこから一気にリリースします。
この時にヘッドの重さの勢いだけではなく、一瞬だけ右手の押し込み
左手の引き戻し、右腕の伸ばしとかぶせ押さえ込みなどでヘッドを走らせます。
スイング速度はゆっくりと、そしてリリース速度はマックスの速さで
両方の速度を極端に変えて練習します。
できるだけスイングはゆっくり、そしてリリース開始はできるだけ遅く
速度はできるだけ速くです。
できるだけアンコックしないで打てと言われるのはこのことですが
やりすぎるとトップします。
どの程度でトップし、どの程度でダフるかを体験し
その中間を探してそれをインプットして覚えます。
また、クラブを縦に下ろしてくる方法も大変有効的です。
これはグリップエンドで球を刺す(指す)動作で
できるだけ指している時間を長くするとクラブが縦に降りてきます。
「ヘッドを最短で球に下ろしてくる」とか
「ヘッドをできるだけ体の近くを通す」という動作で
このレイトヒティングがやり易くなります。
そしてグリップはゆるゆるにしておくことが大切です。
クラブは必要最小限の握力で握り、トップ位置では抜けるくらいに軽くして
ビジネスゾーンに(腰の位置)入るまでは両手や両腕には力を入れず
リリースポイントに到達した瞬間に力をマックスに入れます。
まずは、これらの動作を極端にゆっくりと行います。
スイング速度を落としてゆったりと振り、逆にリリース速度は
最高に上げます。
しかも、できるだけ左で行ないます。
体の外で(左側)くるりと回るようにリリースして
風きり音はできるだけ高く短い音にすることで精度を上げます。
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