Question
チップショット、ピッチエンドランするとき、50度台のウェッジより、
ピッチングウェッジの方が成功率高くないですか?
Answer
はい、その通りですね。
では、なぜでしょう?
チップショットやピッチショットはライが悪く、球があまり浮いていない時には
右に置いてロフトを立てて低く打って転がします。
これはフェイスを立て打てないと芯まで届かないからです。
テーブルの上に球を置いて、ウエッジを当ててみてください。
球の赤道にフェイスの芯が届いていません。
これを届かせるにはロフトを立てて打つのですが
ウエッジはフェイス幅が広いので芯まで届きません。
したがって、球が浮いていない硬い花道や
ベアグラウンドでは9番や8番アイアンなどを使ったほうが
打ち込まずに芯まで届くので、
熟練者は5番アイアンや3番ウッド、あるいはパターなどを使って転がします。
この場合、無理にウエッジで芯まで届かせようとすると
打ち込まなくれはならず、跳び過ぎてしまうために力を抜いたりして
失敗する確率が上がります。
球が浮いている場合には58度で球を左に置いて
高く上げることも可能なのであまり関係ないのですが
ライが悪い時にはザックリやトップの危険性が高まります。
やはり引き出しを増やすことです。
熟練者はウエッジ、PW、9番、8番、7番、6番、5番まで
それぞれの距離を把握しており、状況に応じて使い分けます。
しかしながら、初心者はまず混乱して失敗しますので
最初はローチップ、ローピッチはPW、ハイチップ、ハイピッチは
ウエッジ(56~60度のバウンスが8度以下)の一本だけ覚え
それをマスターしてから他のクラブを一本ずつ増やして行くと良いでしょう。
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