2015年2月4日水曜日

寄せはPWの方が成功率高くないですか?


Question

チップショット、ピッチエンドランするとき、50度台のウェッジより、
ピッチングウェッジの方が成功率高くないですか?


Answer

はい、その通りですね。
では、なぜでしょう?

チップショットやピッチショットはライが悪く、球があまり浮いていない時には
右に置いてロフトを立てて低く打って転がします。
これはフェイスを立て打てないと芯まで届かないからです。

テーブルの上に球を置いて、ウエッジを当ててみてください。
球の赤道にフェイスの芯が届いていません。
これを届かせるにはロフトを立てて打つのですが
ウエッジはフェイス幅が広いので芯まで届きません。

したがって、球が浮いていない硬い花道や
ベアグラウンドでは9番や8番アイアンなどを使ったほうが
打ち込まずに芯まで届くので、
熟練者は5番アイアンや3番ウッド、あるいはパターなどを使って転がします。

この場合、無理にウエッジで芯まで届かせようとすると
打ち込まなくれはならず、跳び過ぎてしまうために力を抜いたりして
失敗する確率が上がります。

球が浮いている場合には58度で球を左に置いて
高く上げることも可能なのであまり関係ないのですが
ライが悪い時にはザックリやトップの危険性が高まります。

やはり引き出しを増やすことです。
熟練者はウエッジ、PW、9番、8番、7番、6番、5番まで
それぞれの距離を把握しており、状況に応じて使い分けます。

しかしながら、初心者はまず混乱して失敗しますので
最初はローチップ、ローピッチはPW、ハイチップ、ハイピッチは
ウエッジ(56~60度のバウンスが8度以下)の一本だけ覚え
それをマスターしてから他のクラブを一本ずつ増やして行くと良いでしょう。











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