2015年4月15日水曜日

腰の逆回転の正体は何ですか?


Question

マキロイや森田理香子の腰の逆回転の正体は何ですか。
意識してやっているのですか。


Answer

腰の逆回転は野球のバッティングでも行われています。
また、デイビスラブが80年代にすでにやっており
歴史を遡ったらどこまで行くか分からないほど
多くの人達が行ってきた動きです。

これは大きなお腹の筋肉を使うことができる武器で
上半身をダウンスイングで回転させる力を加速させます。

回転椅子に座って、両手を伸ばしたまま組んで
瞬間的に左に回してみてください。
椅子は逆に右回転します。

この時には腹筋にかなりの力が入ります。
すると肩は左に回転しますが、その反動で腰は右に回転します。
無意識にこれをやっている人もいますが、
あえてこの動きを大きくして打つと、かなり飛距離が伸びます。

腰はもともと45度まで開くと、それ以上はパワーがでません。
45度付近まで開くことによって左の腕が引っ張られて来て
それがパワーとなるのですが、それ以上は今度は上半身が
目標方向に回転する力で振り抜くしかありません。

この際にインパクトゾーンではすでに開き切った腰を
むしろ逆に戻すくらいの力で上半身を回転させることで
より力強いパワーが出せるのです。










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