2015年4月8日水曜日
ウッドの弾道が低いのが悩みです
Question
ウッドの弾道が低いのが悩みです
ゴルフ暦5年 スコア85~93
ドライバのヘッドスピードは48~50
アイアンは得意でダウンブローに打て、UTも問題なく使えます。
ティーアップしても低弾道で突き刺さるような玉になります
やはり上から打ち込みすぎなんでしょうか?
Answer
ウッドが上がらないというゴルファーはどんどん増えています。
ただ、5年でHSが50という人では普通ではありません。
問題を持った方のほとんどの原因はパワー不足とはらい打ちにあります。
これは恐らくボディーターンに問題がある可能性があります。
長い番手は球を左に置きますので、最下点が徐々に
左に移動しなければなりません。
ところが体重移動と腰の開き、またハンドファーストが
充分に行われていない場合にはダフってしまうために
はらい打ちになってしまいます。
また、HSが遅いと球が上がらないことがありますが
48~50もあって上がらないはずはありません。
はらい打ちの場合、ウッド系でも芯まで届きません。
打ち込みであれば逆に芯に当たって高く上がるはずですので
当たりが薄いために球が上がらないという原因も否定できません。
打ち込みで打った場合にはバックスピンが掛かりますので
スピン量が上がって風の抵抗で弾道は高くなるはずです。
ただ、HSの48~50という情報は
計測器によってかなりの誤差があります。
この数値でしたらDRで290Y以上跳ぶ計算になるのですが
ほとんどの場合上乗せ数値が表示されるように
設定されている計測器がかなり多く出回っていますので
飛距離で240~250Y程度でしたら
パワーとはらい打ちの両方の可能性もあります。
また、最近のウッドはシャフトを長くしていますので
実際のライ角が鋭角になって、その分ロフトが立って高く上がりません。
まして、フックフェイスのウッドですと球を内側に入れないと
真っ直ぐに打てないので表示ロフトよりもかなり低くなります。
スライスゴルファーのためにフェイスを最初から左に向けたフックフェイスは
普通の人が利用した場合、球の位置を内側にしないと左に出るために
自然に内側に置くようになりますので、その分ロフトが立って低い弾道になります。
フック度が3度で、ロフトが15度のウッドですと(角度の計り方にもよりますが)
実際のロフトは球を内側に入れた場合は12度になってしまいます。
したがって、15度で打つにはフェイスは左に向けたままグリップし
球を左に置いてローテーションをあまりしないで打ち
インパクトでフィエス面がスクエアにして打たないとその角度になりません。
こんなことをするくらいならスクエアフェイスのクラブで普通に打つべきです。
逆にDRでフック度が3度の場合、ロフト角が10度だったとすると
実際のロフトはフェイスをスクエアにして構えた場合は13度になります。
ロフトの立ったクラブを使うのが上級者だと勘違いしている人に
このようなフックフェイスのクラブが良く売れるので、スクエアフェイスは
良く探さないと見つかりません。
もし、フック度にも問題がなく、真芯に当たっていてダウンブローで打てているのでしたら
短く切って縦ぶりにするか、ロフトのもっと寝たウッドを使うようにすれば
弾道は高くなるかと思います。
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