2015年5月14日木曜日

逆目のアプローチでザックリ


Question

アプローチを打つ前の素振りで、ヘッドがザックリと逆目などの芝生に食われてしまう時、
実際のショットもザックリのミスが出てしまいます
ヘッドが綺麗に抜けない時は緩い入射角などのスイングで克服出来るのでしょうか?

抜けないナリに上からカツンと打つしかないのでしょうか?
実際のラウンドで復習する訳にもいかず、自分の練習環境で再現できないのも悩みです
どんな練習をされていますか?


Answer

逆目のアプローチはフロップショットです。
球の手前から入れて、バウンスでバンカーショットのように
芝刈りショットをすると、飛距離が安定しやすくなります。

これは球の下が柔らかく、掘れる(押し沈める)状態か
逆目でも多少球が浮いている場合です。

ガチガチの花道などではトップする危険性が高いので
ある程度芝が伸びているところで、逆目のときに使います。

バンカーだと思って1~2cm手前からバウンスを入れて
草ごと球を打ってみてください。
10Y~20Yの短い寄せでも、大きなふり幅で振れるため
球は高く上がりますが、ザックリを避けることができます。


まず、左一軸でオープンスタンスでフェイスを開き
あまりコックを使わずに大きなスイングでしっかりと打ちます。
バンカーショットのように球を左に置き、逆目の芝ごと刈ってしまいます。

ただ、バンカーショットとは違ってクリーンに当てますので
振り幅は違ってきます。
また、打ち込むように打つのですが、フェイスは開いたまま振り抜きます。

当たる瞬間はバレーボールをヘッドの先で持ち上げるくらいに
しっかりと振り抜いて運ぶ力でフォローをとります。

また、グラスバンカーや硬い芝などでパワーを奪われる場合にも
このフロップショットによって安定した飛距離を出すことが可能です。


花道のように芝が短く、球が浮いていない場合はサンドウェッジを使って
打ち込むこともひとつの方法です。
打ち込みショットでフォローを取らない打ち方は振り幅が小さく
ミスをした時にも大怪我が避けられます。

この打ち込みショットは上からドスンと地面に打ち込む打ち方です。
グリーン端の左足上がりの傾斜が酷い場合などは
体をいくら斜めにしても振りぬけません。

このようなときは自然に打ち込む形でフォローがなくなりますが
これと同じように平坦なライでもフォローのない、ドスンと落とすだけの
打ち込みによってリーディング・エッジをわざとザックリ地面に打ち込みます。

いわゆるインテンショナル・ザックリです。
ただ、球を打ってからザックリですので問題はありません。
冬場の球が浮いていないゴルフなどは、この打ち込みショットは
大いに役に立ちます。







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