2015年5月13日水曜日

ミドルアイアンで止める打ち方


Question

昨日握り会で片手ハンディの猛者達がボロボロになりました。
グリーンは硬く、速くて傾斜はパターでショートすると
打った所かグリーンの外まで転がってしまう所多数。

セカンドで残りは150~200y ピンを狙うとグリーンがカチカチで外に転がってしまう。
8人の参加ですが70台は1人でした。

あがってきてミドルアイアンで止める球を打つにはという話になりましたが
こんな高速グリーンはないという結論にたどりつきました。
ミドルアイアンで止める打ち方ってありますか?


Answer

恐らくプロの大会の前後で、グリーンを硬くしていたのだと思います。
ただ、日本の場合には欧米ほどの硬さにはしないようです。

コンプレッションが25という世界のメジャー級の設定だと
プロでも7番アイアンで平均4mほど転がると聞いたことがあります。
もう、こうなると5番アイアンとかですぐに止められるのは
欧米選手でも飛ばし屋だけになるでしょう。

それこそタイガーウッズほどの大きなターフを取るだけの
ダウンブローで打つ理由がお分かりになったと思います。

かなり高く上げたボールがグリーンをヒットして
全くボールマークがつかないような硬い場合にでも
世界のトッププロ達はしっかりと止めてきますが
タイガーウッズのスティンガーショットのように
しばらく低空で途中で吹き上がって、ふんわりと落ちるような
球質で打つことが要求されるようなグリーンはほとんどないそうです。

日本のトーナメントではそこまでの硬さはないようですので
試合の前後に行かれても、しっかりとダウンブローで打てれば
グリーンにヒットしてランでオーバーはまずないと思います。

シングルと言ってもキャベティーを使っているゴルファーがいるということは、
かなりコース設定が易しいということです。
日本のゴルフがどうして世界に通用しないかという理由が
この辺にあるかと思われます。

いつかは止まるという内容のゴルフでも通用するようなコースだと
飛距離も必要なく、スピンを掛ける必要もなく、グリーンを外しても
ツーグリーンで助かり、DRで曲げても土手の傾斜でFWに戻ってきたりの
易しいコースばかりで練習しているゴルファーは
競技用の設定では歯が立たないでしょう。

280Y以上の飛距離があり、マッスルバックでダウンブローに打ち
高さで止めるくらいのパワーがないと
日本でもプロ用のコース設定では止めるのは難しいと思います。

まず、マッスルバックかハーフキャベティーのアイアンを使い、
スピン系の柔らかい球を使い、HSを上げてしっかりと押し込み、
球をつぶすパワーでダウンブローに打つ練習です。

これで真芯に当たらないと硬いグリーンは止まりません。
普段のビジネス設定の柔らかいグリーンではショートアイアンならスピンで
数メートル戻ってくるくらいの技とパワーが必要です。

ゴルフの内容を根本から見直し、バーディーやイーグルを取りに行くような
技を習得して、グリーンに近づければ良いといった内容のゴルフから卒業し
もっと上を目指すことで、このような設定でも対応できるかと思われます。











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