2015年7月11日土曜日

バンカーでホームラン


Question

バンカーショットが非常に苦手で、
極力入れない様に考えているつもりですが、
いつも「ホームラン」です。

頭の中ではボールの少し手前にバウンスを打ち込みダフらせて・・・・
と思っているのですが、
いざインパクトの瞬間、直接ボールを捉えてしまい
OBになってしまう事が多くあり、
次はインパクトが弱すぎて脱出出来ない・・・・と、
大きくスコアを崩してしまいます。

ガードバンカーから上手く脱出できるバンカーショット(エクスプロージョン)
をお教え頂けないでしょうか。
宜しくお願いします。


Answer

バンカーでトップするのは恐らくアライメントかと思われます。
スタンスとテイクバック時のヘッド軌道をフルショットとまったく同じにすると
ジャストミートするのですが、インサイドに引き過ぎると
軌道がフラットになってトップする原理です。

この角度ですが、肩の向きがターゲットの場合にはテイクバック時の
ヘッドは7時半の時点で約15度ほどインサイドに入るとします。

この15度と同じ角度でバンカーから打っていないということです。
実はバンカーはオープンスタンスで左を向いて打つ人が多いのですが
その時の肩が15度ではなく、30度左を向いていたとすると
フラットのトップ軌道になっているということです。

あるいは、肩が15度左でもヘッドをインサイドに15度に引いてしまっていると
結局その角度の差は30度となってトップ軌道になるのです。

目標方向に頭の中で線を引き、スタンスは15度左にして
それに合わせて肩の方向を平行にし、テイクバックは
目標方向の延長後方に上げるとその差は15度となり
スクエアに構えて15度手前に引いた角度と同じになって芯を捉えます。

ガードバンカーでアゴが低く、上げる必要がない場合には
エクスプロージョンではなく、スクエアに構えてシンプルに
ハイピッチショットのフォームで球を左に置いて打つと以外に簡単に出ます。

どうしても高さが必要な時には15度ほど左を向き、フェイスを開いて打つか
30度開いてさらにフェイスを開いてコックを使ったエクスプロージョンで打つと
もっと高くあがります。

これは球の寸前をバウンスで叩くと、衝撃で砂が爆発したように飛び散り
その砂と一緒に球が弾かれて上がる原理です。
ヘッド速度を上げて、上から叩きつける打ち方ですので
失敗すると危険度も高い打ち方です。
左足一軸で体重移動をせずに左のまま上半身だけで打ちます。

バウンスが鋭角に砂を叩くと、パツンという独特の音がして
ザクっとかではなく乾いた短い音がします。
この音が出る打ち方を練習することでエクスプロージョンが打てるようになります。

基本はフロップショットですが、これにヘッドから上げるロブショットの要素を
加えたものがエクスプロージョンのフォームです。

ただ、この場合もアライメントを同じようにして打つことが大切です。
肩ラインとテイクバックの引き角度の15度の差を保ったまま
いくら左を向いても、その角度は常に同じということです。








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