2015年7月20日月曜日

ダウンブローと祓い打ちはどちらが良いのか


Question

ゴルフの縦振りと横振りについて。

いろいろな考えがありますが、一般的にダウンブローのように打ち込む縦振りと、
払うように打つ横振りはどちらの方がいいのでしょうか?
クラブによって違いますか?


Answer

ご質問の内容から恐らく初心者の方だと思います。
結論からいうと初心者ゴルファーにとってはどちらでもあまり関係ありません。
ただ、ダウンブローか祓い打ちの違いはパーかバーディーの違いが出る
可能性があることを認識してください。

80台までは祓い打ちでなんとかなり、その差も分かりませんが
競技設定や難易度の高いコースでは70台、60台を出すのは困難です。

祓い打ちの場合には180Y先のグリーンでしたら
手前に落としても恐らく競技設定の硬いグリーンでしたら
グリーン裏の崖から池に落ちています。

普通のビジネスグリーンでしたら柔らかいので止まりますが
ピンが手前の場合は奥に行って、下りのパティングで3パット
の可能性もあります。

やはり、できるだけ球を止めなければバーディーを取りに行くことが困難で
ダウンブローに打つしかありません。
セントアンドリュースのようなコースは手前から転がすと良いのですが、
手前が池だったり崖で転がせないコースがたくさんあります。


溝の禁止規定はこのダウンブローに打たなくても止まる溝として
四角やU字の溝、あるいは溝の間隔を狭くしてよりスピンが掛かりやすくしたもので
これは個人の能力の差が出ないので競技では使えないとされています。

ゴルフはテクノロジーではなく、人間の能力を競うスポーツですので
道具にはすぐに規制が掛かります。
また、アイアンもウッドもワンスイングの原理で同じ振り方をするのが基本です。

両手シングルまでは祓い打ちでもショートゲームが上手くなれば成れるのですが
それ以上はスピン量がないと大変困難です。
したがって初心者にはほとんど関係ないと思っても良いと思います。









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