Question
「腰を曲げるのではなく骨盤から、
意識するのは股関節からの前傾だけ」だと教えてもらいました。
ところがネットで調べると、股関節から折ると下半身が使えなくなるから飛距離が落ちる。
腰の前傾を強調すると、腰の筋肉が緩み腹筋が緊張するので、
バックスイングで背中が伸びフォローでも背中が伸びるから
起き上がりのスイングになりボールに力が伝わらないとサイトでは書いてありました。
どうなんでしょうか?
Answer
下半身が使えなくなる根拠は何なのでしょうか?
まず、股関節から前傾をするのは腰を痛めないためにも重要なことです。
ゴルフ腰痛のほとんどはこの前傾のしかたに問題があります。
上半身の前傾は骨盤の前傾によって個人差があります。
正常な自然の骨盤の傾斜は22~25度だとか聞いたことがありますが
お尻が出ている人は多少引っ込め、引っ込んでいる人は出して
この正常角度に近づけることで腰を痛めずにスイングすることが可能だといいます。
○ 股関節から折ると下半身が使えなくなる?!
プロ選手はみな股関節から前傾しています。
もともと使えない人が言い訳に言っただけではないのでしょうかね。
腰の逆回転や右足の蹴りなどはどこから曲げようが関係ありません。
○ 腰の筋肉が緩み、腹筋が緊張する?!
腰の前傾を強調すると腰の筋肉が緩むってそれは逆ではありませんか?
前傾しているのですから、腰や背筋には力が加わっているはずです。
でなければ倒れています。
○ フォローでも背中が伸びる
背中が伸びるのと、腰が伸びるのは別の筋肉です。
我流ゴルファーに限って、このような適当なことを言うものです。
手探りの試行錯誤で到達するスイング理論とはこの程度なのです。
どの筋肉をどう使ってどういう形にするかという具体的な動作を知りません。
まして前傾の方法などは基本中の基本です。
こういうサイトや雑誌に書く人は主張が強いので
もっともらしい事を言います。
そして、何も知らない人を迷わせるのです。
反り返りは「打ち上げ」や「すくい打ち」の動作の作用として
力の入れ具合が違っているからであって、前傾のための腰のせいではありません。
このように間違った情報はいくらでも入手できますが、本物の情報、
肝心要の究極の情報は無償で入手できることはありません。
情報過多な現代は入手方法にも十分に気をつける必要があるかと思われます。
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