2015年8月19日水曜日

寄せのテイクバック角度


Question

ゴルフ初心者です!

SWで寄せようとする時、かなりの確率でトップしてしまいます。
もっとふわっとした球を打ちたいのですが、
単純にもっと地面を削るくらいの気持ちで意識するだけで上手くなれますでしょうか?
  
また、打ちっ放しだと地面が硬いから感覚も違うしSWの練習はしづらいと友人に聞き、
なるほどと思ったのですがいい練習方法はありますか?


Answer

トップの原因は正確に打てていないことが初心者の一番の原因ですが
次に球が浮いていないのにSWで高く上げようとすることにも原因があります。

球が浮いている場合ならSWで上げる方法があります。
ハイチップ、ハイピッチ、フロップショット、ロブショットです。

それぞれ状況に応じて使い分けをしますが
一つ一つの打ち方をマスターすることが大切です。

グリーンエッジでちょっとだけ上げてあまり転がらせたくない場合には
ハイチップをつかいます。この場合5Y~15Y程度です。
次に10Y~30Y程度でしたらハイピッチで打ちます。

また、逆目からの場合にはフロップショット、そして
グリーン裏などからで、かなり高く上げたい場合にはロブショットを使います。

球が浮いていない場合でも地面が柔らかければ上げることが可能です。
それは打ち込みショットです。(ポプアップショット)
フォローを取らずにわざと打ち込んで地面を掘って球だけ上げる打ち方です。

また、逆目のピン近で、すぐに止めたい場合などには
打ち込まないポップアップショットを使います。
これはウッドを使って鋭角に極端にハンドファーストにして球の頭を叩きます。
すると逆目の芝に跳ね返されて、ポンっと飛び出してきます。

基本的には球が浮いていないところからは上げないことです。
転がしで打てばそれだけミスも軽減されますので
状況に応じた対応をすることを目標としてください。

浮いていない場合には、打ち込まないと芯まで届きませんが
打ち込むと地面が硬い場合は弾かれてトップすることもあり
力を入れると跳び過ぎてしまいます。
したがって、ロフトを立てて祓い打ちをして安全に打つとなると
球は上がりませんので、転がすことになります。


練習場での練習方法としてはティーアップして行います。
だるま落としになることがありますが、実際に球が2~3cmも浮いていることがあり
その場合にはゴルフ場でもだるま落としになりますので、良い練習になるでしょう。

なお、ダフりトップがあって安定しない場合は、まずテイクバックの軌道
の確認を行ってください。

下図のLine A は足を方向です。
そしてLine B はヘッドの軌道ラインです。

この両者の角度を一定にすることで、ヘッドが落ちる位置を安定させます。
この場合、足のラインはイコール肩のラインです。

オープンスタンスの場合には足や肩のラインは目標の左を向きます。
そして Line B が目標方向となります。

スタンスがどこを向いても、この両ラインの角度を一定にします。
フェイスをオープンにしてさらに左を向いてスタンスした場合も
この角度は全く変えません。

これはチップショット、ピッチショットだけではなく、バンカーショットや
コントロールショットに至るまで、この角度は変えずに打ちます。

なお、 Line B と軌道の曲線が右下で合う場所は、左腕が7時で
コックをせずにテイクバックした地点です。
両脇を締めたままその位置へ肩の回転だけでヘッドを移動し、そのまま腕を固めて
体全体で左を向いてヘッドが飛球線上に乗ったスタンス角度で打ちます。

トップする場合はこの角度が大きくなってインサイドに引き過ぎている場合です。
また、ダフる場合はこの角度が少なくなってアップライト軌道になっている時
がほとんどのケースです。
なお、腕が緩んでいたり、アームシャフト角が変わったり、軸がずれたり、
起き上がりなどがあると芯を外しますので、それらも確認してみてください。










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