2015年10月10日土曜日
切り返しで腰までそのままクラブを下げる
Question
トップからの切り返しで腰までそのままクラブを下げる
という動作がどうしてもできません。
良きアドバイスをお願いします。
Answer
ご質問の内容を特定したいと思います。
ダウンスイングにおいて、トップでの腕や手の形を崩さずに
そのままの形で腰あたりまで下ろして来る動作のことですね。
これはダウンスイングの3動作である、バンプ、ダンプ、ターンの動作の
ダンプにあたる部分です。
この3動作は時間的な誤差があります。
トップでの切り替えしには左のお尻を後方打席に突き出します。
これがバンプです。
ただ、その時点では手はまだ下ろさずにふんばります。
これがいわゆるタメと言われるエネルギーの蓄積です。
そして、腹筋や胴回りに力を入れて捻転を崩さずにそのまま
上下から挟んでつぶすような動き、つまり捻転圧縮をしてから、
次にダンプという動作に入ります。
これはむしろダンクと言った方が良いでしょう。
ダンクシュートのように上から叩き付ける動きなのですが
ゴルフでは腰が開くので左脇に張りを感じながら
左腕でクラブが引っ張られてくる動きにプラス右手で引き落としをします。
この時に注意しなければならないのは、肩をできるだけ開かないことです。
捻転圧縮によって溜まったエネルギーをその直後に一瞬で爆発するのですから
インサイドアウトになるようにタメている時には肩の開かずに遅らせます。
このダンプ(ダンク)とは縦の動きになります。
体は横の動きの回転ですので、腕は縦だけの動きになります。
右肩から左足前まで、一気に何かを上から叩き付ける縦の動作となります。
この際に、まずは右腕のスナップを使いますので右肘から落とします。
同時に右肩も落とします。
その勢いでクラブが落とされるのですが、この際に両肘とグリップでできる
三角形の平面を飛球線上後方に向けたまま下ろします。
この時に肩を開いてしまうと詰まってしまうのですが
肩をできるだけ開かずに右肘が先におりてくれば、その三角形の面は
飛球線上後方を向いたまま降りてきます。
そしてグリップが腰の位置に来てからターンです。
このターンとはリリースのことです。
また、肩の回転もあります。
一気にリリースして溜めた力を爆発させましょう。
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