2015年10月24日土曜日

上手い人の練習は疲れない?


Question

うまい方って打ちっ放しとかで何球打っても疲れないものでしょうか?
あまり力を入れないでスイングする方がいいものですか?


Answer

リゾート打法では、一日中でも打っていられるような動きです。
年配の方達の打法はほとんどがこれで、ゆったりと打ちます。
練習場で上手いなと思う中高年の方々は、このオーソドックスな
リゾートスイングをしている方がほとんどです。

ところが、21世紀のモダン打法はリゾート打法とは
比べ物にならないほど難易度が高く、動きが複雑ですので
それに必要な筋力もなければなりませんし、それに伴った疲労もあります。

飛距離を追求したモダン打法は瞬発力で打ちますので
正しい形で動けるようになったら、効率の良い力の入れ具合やタイミング
そして連動を身に着けないと、ただ疲れるだけの練習になってしまいます。


週一の練習だと、この時とばかり頑張ってしまうのですが
毎日8時間打つと誰でも疲れます。

しかし、プロはそれでも練習をせざるを得ないので
できるだけ効率の良いスイングをしています。

まず打法ですが、最小の力で最長の飛距離を出す打法にすること、
また、打間を空けて急ぎ打ちをしないことなど、
毎日長時間練習をするようになると、その要領が分かってきます。

ただ、打法は比べてみないと分からないのですが
まず体重をしっかりと球に乗せた打ち方で疲れ難くなります。
右に体重が残るような打法は筋肉だけで打つことになりますので
大変疲労が大きい打法と言えるでしょう。

また、横ぶり打法も大変疲れます。
フェイスを右から左に振って、フェイスに球を乗せて運ぶような
横振りをすると非常に効率が悪く、飛距離が出ません。

横回転は体で作ります。
腕は縦です。

巻き割りをする時に薪を寝かせて横打ちしますか?
斧を縦に振り下ろして薪を割りますよね。
これが効率の良い動きということです。

そして全身を少しずつ使って、バランスの良い
スムーズな動きをすることで疲れを最小限に抑えることが可能です。
飛距離を出す技も同様に、16種の技法や要素を少しずつ使うことで
筋肉の使用量を平均化して一部だけを痛めないようにします。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=78747509&comment_count=14&comm_id=5157003


もちろん8割の力で有酸素運動が一番なのですが
最近のゴルフは無酸素運動に近い速度とパワーが要求されますので
お茶でも飲みながら、時々は休憩もしつつの
余裕のある練習内容にすると良いでしょう。

また、マン振りをしない、余計な動きをしない
無理な体勢で打たない、など色々とあります。

大切なのはいつどこに力を入れるかです。
終始すべての筋肉に力を入れていると疲れてしまいます。
これが力みだとかマン振りになりますので
腹筋と右足だけに力を入れて、グリップと左足はゆるゆる
という力の入れ具合や加減のタイミングを覚える必要があります。

そして、モダン打法の要であるワインディングはすべてが出来上がってから
取り入れて打つようにすると疲れずに済みます。

週一で500発打つよりは、週5で100球ずつ打った方が効率が良く
また、フォーム作りの段階では9割はシャドーや素振り、イメトレで十分です。
無駄球を打たないことも疲れない秘訣の一つです。















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