Question
アイアンのライ角についての質問です。
アイアンの買い替えに行って、計測とフィッティングをしたところ
かなりアップライトなピンの白ドットを勧められて購入しました。
確かに曲がらなくなりました。
でも、これってスイングがおかしいからなんですかね?
ちなみに、私は身長175cmで手が短めです。
それも関係あるんでしょうか?
Answer
スイングがおかしいのではなく、手の地上からの位置
高さによってライ角を変える必要があるだけのことです。
人によって身長や手の長さが違いますので
それを10段階に分けてライ角やシャフトの長さを決めたのが
ピンのカラーチャートです。
いまでに4回も改正があり、厳密には
長尺ブームに合わせた基準の変更だったのですが
それでも、グリップの地面からの高さが人それぞれ違うので
それに合わせた物を作っています。
背が高く手が短い人は、普通の人とその高さが
8cmほど違う場合があり、ロフト角が4度ほど違ってきます。
もちろんライ角も4度ほど違ってきますので
ヒールが上がってしまい、ソールが地面にピタリと着地しません。
背の低い人や手の長い人は実際のライ角が寝ますので
左に引っ掛けやすく、飛距離も出ることになり
背が高く手の短い人はDRでもアイアンのように上がってしまい
飛距離がでないことになります。
したがって、ピンのチャートで自分はどの位置なのかを知っておくと
新しいクラブを購入する際にはその角度に合ったクラブを探す
目安になるかと思います。
http://www.golf-okamura.com/golf/ping_sokutei.html
ただ、打ち方によってさらにライ角の調整が必要ですので
購入する際の目安であって、それですぐに使えるということではありません。
インパクトの形を作って、それに合わせてフィティングする必要があります。
いずれにせよ、体に合わせてクラブを作り、クラブに合わせて打つ
というコンセプトですので、心配はありません。
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