2015年10月27日火曜日

PINGのカラーチャートでライ角が分かるのか


Question

アイアンのライ角についての質問です。
アイアンの買い替えに行って、計測とフィッティングをしたところ
かなりアップライトなピンの白ドットを勧められて購入しました。
確かに曲がらなくなりました。

でも、これってスイングがおかしいからなんですかね?
ちなみに、私は身長175cmで手が短めです。
それも関係あるんでしょうか?


Answer

スイングがおかしいのではなく、手の地上からの位置
高さによってライ角を変える必要があるだけのことです。

人によって身長や手の長さが違いますので
それを10段階に分けてライ角やシャフトの長さを決めたのが
ピンのカラーチャートです。

いまでに4回も改正があり、厳密には
長尺ブームに合わせた基準の変更だったのですが
それでも、グリップの地面からの高さが人それぞれ違うので
それに合わせた物を作っています。

背が高く手が短い人は、普通の人とその高さが
8cmほど違う場合があり、ロフト角が4度ほど違ってきます。

もちろんライ角も4度ほど違ってきますので
ヒールが上がってしまい、ソールが地面にピタリと着地しません。

背の低い人や手の長い人は実際のライ角が寝ますので
左に引っ掛けやすく、飛距離も出ることになり
背が高く手の短い人はDRでもアイアンのように上がってしまい
飛距離がでないことになります。

したがって、ピンのチャートで自分はどの位置なのかを知っておくと
新しいクラブを購入する際にはその角度に合ったクラブを探す
目安になるかと思います。

http://www.golf-okamura.com/golf/ping_sokutei.html

ただ、打ち方によってさらにライ角の調整が必要ですので
購入する際の目安であって、それですぐに使えるということではありません。
インパクトの形を作って、それに合わせてフィティングする必要があります。

いずれにせよ、体に合わせてクラブを作り、クラブに合わせて打つ
というコンセプトですので、心配はありません。










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