2015年10月26日月曜日
独学でもスコアが良くなっているので正解!
Question
ゴルフを始めて2年、レッスンには通わずに
週500球の自己練習を続けてやっと80台が見えてきましたとこですが、
言葉や文章を鵜呑みにしたばかりに上達の回り道をしたと感じる事があります。
(独学にて間違えているかもしれませんが結果としてスコアが良くなっているので
自分にとっては正解と考えています)
・グリップはゆるゆる(という指導に対して)
両手ゆるゆるではなく左手はしっかりと握り、
右手には力を入れない方がハンドファーストになる。(が正解)
・腰を後ろに回す
腰を回すよりも下半身を安定させて上半身を回す方が先。
右ひざが動くほど腰を回す必要は無い。
・右肩は下げない
右肩を下げる(回す)事で左ひじが曲がらないフォローが出来る。
・球を上から潰す様に打つ
インパクトゾーンが短くなり、ダフリの原因。
Answer
典型的な独学自慢のゴルファーですね。
習わないことが偉いと勘違いされているので
やはり限界がどこかで来るかと思います。
グリップはゆるゆるにするのはある意味正解です。
両手の力が入っているとヘッドが遠回りするからです。
左手だけしっかりと握るようにされているようですが、
まだ正解に至っていません。
また、それだけでハンドファーストにするのではなく
引き寄せや突き刺し、時間差などによって
できるだけ左でリリースするレイトヒティングの練習が必要です。
腰を後ろに回すとありますが、テイクバック時のことだと思います。
腰を回さずに上半身を先に捻転させるという指導は中期頃から始まっています。
今でもそれは行われており、これは基本動作として教科書に載っています。
ただ、右膝が動くから腰を回さないのではなく、右膝を固定するから
腰が回らないようになること、そして現在のモダン打法では
ワインディングの技術のために腰を回さなくなっています。
右肩を下げないとは、中期頃のコンセプトで、
ショルダープレインを水平に回せという指導がありました。
これは落下力で合わせていた打法だったからです。
しかし、現在では超高速になり、それではヘッドが浮き上がり
ヒールトップを抑えることができなくなっています。
そのために三軌道(ヘッド、手、肩)の一面化が行われ
ショルダープレインはできる限り縦に回せというのが教科書です。
したがって、右肩をダウンスイング時にできるだけ落として縦にし
三面の軌道上に球を乗せる体勢にします。
これによって右手の押し込みの幅が増え、ショルダープレインが
手とヘッドの軌道と球に合致してインパクトとなるのです。
左肘が曲がらないので右肩を下げるのではありません。
そして、球を潰す動きはダフりの原因だとのことですが、
全くゴルフの基本が分かっておられないようです。
それは最下点が球の手前になるフォームを修正する必要があり
横振りを縦振りにして球を潰すフォームにすることで
ダウンブローに打ってバーディープレーの内容にする必要があるからです。
祓い打ちはグリーン上で止まり難いので、バーディーを取りにいく
内容ではありません。
この打ち方しかできないゴルファーは30年間、真剣に練習しても
せいぜい両手シングル止まりでしょう。
300Yの飛距離がなく、10アンダーがまだ出ていないゴルファーは
レッスンを取る必要があります。
質問者さんは習わずに上達することが偉いと勘違いされているようです。
また、いろいろな指導を聞かず、自分で上達の道を探し
試行錯誤されているようですが、これが典型的な我流の症状です。
指導を鵜呑みにして遠回りしたと言われていますが、それに反対して
さらに遠回りされることもあります。
崩れた時に修正ができず、試行錯誤することでまた崩れ、当たらなくなった時に
原因が特定できずにボロボロになります。
この方法だと良くてもオヤジ打法で小さくまとまる程度かと思われます。
いかに遠回りされていることすら分からない状態のようですので
これから我流の迷路に陥るところだと思います。
まずは、井の中から出て、大海を見ることからはじめましょう。
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