2015年10月28日水曜日

ドライバーが引っ掛けを連発


Question

昨日の打ちっ放し練習からドライバーが引っ掛けを連発。
最近、ボールの位置を内目&身体の近く目にしていましたので
ソレが原因かと元に戻してもダメでした。

球筋は少し左に出てから更に曲がっていく感じです。
フックは手が先行かフェイスが被っているから?
修正のアドバイスを頂ければ有り難いです。


Answer

球が近いとヒールに当たって引っ掛けることがあります。
また、球を内側に置くとフェイスを被らせて握るために
フックや引っ掛けが出やすくなります。

ご質問はヒール引っ掛けや芯に当たっても左に行くような
両方の球なのではないかと想像します。

ヒール引っ掛けは球が体に近いことも原因ですが、
スイング速度を上げるとヘッドが遠心力で浮き、
薄め(フェイスの下部)のヒール側に当たることも原因のひとつです。

これは縦の動きが少ない場合、トップでの左の肩が高い場合、
軌道がフラット過ぎる場合などが考えられます。


芯に当たっているのに左に出る、あるいはフックになる原因は
球が内側の場合にはアドレスでフェイスを被せていたりすることもあり
引っ掛けやすいことがあります。

また、球を所定の位置に置いた場合は、
アドレスの位置に手とヘッドが戻って当たっていないことです。

そして、その原因は手が遅いか、ヘッドが早いかです。
では、どうするとそうなるのでしょうか?

まず最も多いのは体が止まると言われる、いわゆる
トップからダウンスイングの際の左への体重移動が足りないことです。

これによって、軌道円が左(目標方向)に移動せず、
頂点を過ぎてからインパクトになることです。つまり
ヘッドが手より先行してインパクトになり、フェイスが左を向いているのです。

また、リリース開始ポイントが早すぎたりで
ハンドファーストになっていないことも原因の一つですので
レイトヒティングの練習をされると良いかと思います。


また、もともとフックグリップ(ストロング)で打たれている方は
トップの位置や力の入れ具合がちょっとでも変わると、このような症状になり易く
上級になる前の関門といえるでしょう。

初級の段階でスライスを止めるためにストロング・グリップにし
そのままで中級クラスになったゴルファーは、今度はフックや引っ掛けで
悩むことになります。

これは応急処置などの対処療法で修正していることが原因で
問題の根本を修正しない限り、どこかでまたその弊害が出てきます。

基本通りに練習をしたゴルファーは80の壁までは一切障害や
スランプはありません。
100が切れないとか、90が壁だとかいうゴルファーは
この基礎ができていないからです。

セットアップやフォームはあくまでも基本通りにすることで
初めて頂上を目指す道を登ることができます。

我流で基本を知らないゴルファーは裾野で山の周りをぐるぐる回るだけで
上には行けませんので、基礎からしっかりと習得し定着させることが大切です。


















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