2015年11月19日木曜日

パターのラインが読めない


Question

スライスだと思って打ったら切れなかったり、逆にフックしたり、
どうもグリーンを読むのが苦手です。
皆さん、どうやってグリーンを読んでいるのでしょうか?
コツというかキモとしている事を教えていただければ幸いです。


Answer

グリーン上では傾斜が良く分からないことがありますので
乗る前に一番高い場所と、一番低い場所を確認してから乗ります。
うねりが激しいグリーンは、ピン周りの高い場所と
低い場所も事前に見ておきます。

さらに、パターのグリップを二本の指で軽くつまんで吊るし
垂直を見て、その垂直線に合わせてグリーンの表面の傾斜を見ます。

また、ラインをまたいで立つと体で傾斜が分かることがあります。
あるいは、長い場合には2分割、3分割して、途中に立って
カップ側からラインを読んで繋げるという手もあります。

これで傾斜がほぼ把握できます。
できるだけ低い位置からラインを読むと見やすくなります。
ところが、芝質によっては芝目があり、それによって切れ方が違います。
これは経験をするしかありません。

ちなみに光線によって芝が白っぽく見えるのが順目で、
暗く見えるのが逆目です。

また、芝目は水の流れ、風の向き、太陽の順でできますので
山近くの吹き降ろしが強い場所などは太陽の方向に関わらず
風によって芝目が決まることがあります。

ただ、芝の種類によっても違い、午前中と午後では
芝が伸びて強さが変わることもありますので、お天気の良い日は
午後のスタート前にも練習グリーンで速度チェックをする必要があります。

芝目の強い芝が高麗芝です。
アメリカではバミューダ芝が相当します。
これは逆目と順目では伸びて来ると半分とか倍転がってしまうほど
芝目のきつい種類です。

ただ、ライン読みは迷わないことが大切です。
決め打ちをしないと入る物も入らなくなります。

また、悩み過ぎるとイプスになることがありますので
入ったらラッキー、入らなくても思ったところに打てていれば
それだけで十分にOKだと思うことが大切です。











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