2015年12月19日土曜日

フォームが崩れてしまった


Question


私の平均スコア80後半から90前半です。
月に1~2回の割でにゴルフにいってます。

この前、プロとラウンドさせて頂く機会がありコースで教えて貰いました。
その後、練習場でスイングの改造をお行ったのですが、
あれ以来球がフック系に変わってしまい難儀しています。
元に戻りません。
この様な場合はどうしたら良いと思いますか?


Answer

どこをどう改造されたのでしょうか?
それによって修正ヶ所が違うかも知れません。

フック系に変わったということはおそらくスライスを止めるために
プロがそれを改造してくれたのだと思います。

ただ、すぐにフックになったということは対処療法や
応急処置だと思います。

グリップをストロングにされませんでしたか?
TVの番組でもトップのプロ達がみなこれを教えます。

確かにその場で治るのでびっくりしてその人を信じてしまうのですが
これはフックフェイスのクラブを使ったのと同じことで
正しいフォームに修正されたのではありません。

これでフックが止まらない場合はグリップを戻すことです。
グリップで調整するのではなく、ローテーションの度合いを改善します。

また、短く握るとか、ゆっくり振るというのもその場の対処療法で
根本的な治療にはなっていません。

体重が右に残っていたりハンドファースト度が足りないと
引っ掛けのフックになりますので、しっかりと体重移動をしたりの
タイミングを合わせる練習が必要です。

試合などのときにはその日限りの対処療法なども必要なのですが
まずはいつでも同じ球が打てるように根本から改造していく必要があります。


80台や90台のゴルファーはボギー山のゴルフをされています。
乗らず寄らずのツーパットで90です。

平均がボギーですので、これからはパー山かバーディー山に
挑戦する段階ですが、スコアを良くすることだけを考えていると
応急処置ばかりでどんどん崩れてしまいます。

DRはそこそこ使える球が出ていれば構いません。
今の段階ではパーオンしない内容を改善する必要があります。
そして寄せワンが出来ない原因を解消することです。

ショットは基本動作から見直して、どこが悪いのかを
また、そのプロに診てもえば良いと思います。
ラウンド中の応急処置ではなく、正しい修正法で治すことです。

改造した時は動画で動きを毎回確認しながら固めます。
ちょっとでも違う動きで打つと、定着しないどころかフォームが崩れ
どんどんおかしな打ち方になってしまいます。

レッスンではその動きを教えてもらうだけでは十分ではありません。
その動きが定着するまで何十回でも修正を繰り返してもらいます。

改造は定着するのに2~3年掛かるものです。
その間はいつ崩れてもおかしくありません。
特にラウンドすると一回で全てが崩れることがあります。

ショットの習得で一番遠回りしない方法は
正しい動きだけで反復練習をして定着させることです。
そして固まるまで修正を繰り返すことです。

一回診てもらって改造ができるという安易な考え方から改造しましょう。
真剣に、かつ大切に取り組むという姿勢を学習してください。












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