2015年12月26日土曜日

逆目の寄せでライが濡れて柔らかい状況


Question

グリーン回りのアプローチで逆目の芝で下が濡れて柔らかくなっている状況の時
どういうショットがいいのでしょうか教えて下さい。
パターは逆目なので無理です。

ボールだけを打ち転がしをしようとするとトップしそうです。
ピッチショットしようとするとザックリダフりそうです。
ダフらないようにベッドのトウで打つのがいいのでしょうか。
リスクの少ない方法を教えて下さい。


Answer

芝種や距離によって違います。
逆目が強い場合、通常のピッチショットでは距離でミスが発生します。
この場合はフロップショットで、草ごと刈って打つと
飛距離が安定しますが、20Y以上ないとミスが起こりやすくなります。

また、下がぬかっていてドロドロ状態でしたら、そこをバンカーだと思って
球の2cmほど前にバウンスを入れて泥ごと打つと、バンカーと同じ飛距離がでますが
止まり難いという難点があります。

30Yほどあるならロブショットも使えるのですが
難しいのは逆目の短いショットです。
特に10Y以内はフロップも使えませんので、特殊な打ち方をします。


それはポップアップショットか、あるいは芯をわざと外したショットです。
ポップアップショットとはポンと跳ね上がることからその名がついており
SWや3Wで打ち込むショットです。
フォローを取らず、ドスンと打ち込んで終わるショットです。

3Wはテイクバック15cmほどにして、短くシャフトを握って
手首のコックだけで鋭角に上から叩きつけるように打ちます。
鋭角に上から叩きつけると、芝の強さではじき返えさり
ポンと上に跳ね上がるのでポップアップと呼ばれるようになりました。

また、SWの場合も同様に打ち込んでフォローを取りません。
打ち込むことによって芝の抵抗を少なくし、鋭角に入れることで
距離が安定して出せ、逆目でも芝目に負けずに出すことができます。

また、芯を外す打ち方には2種類あります。
ひとつはこのSWでの打ち込みショット、もうひとつは
ヒールを上げてトウ側で打つ打ち方です。
これはパティングチップと言ってパターを打つ格好でチップショットをします。

また、チップショットの格好でヒールを上げてトウ側で打つ方法もあり
番手を変えたて飛距離の調整を行います。
この芯を外す打ち方は逆目があまりきつくない時が良いでしょう。
また、芝目や芝質に関わらず、下が固いときにでもこの打ち方は有効です。

同じように芯を外してピッチショットで大きく打ったり
フロップショットも芯を外して打つと短い距離に使えます。
引き出しを増やし、どんな状況でも
正確に寄せることが出来るように練習をしましょう。










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