2015年12月25日金曜日
アウトサイドインを治したらダフるようになった
Question
ドライバー、アイアン共にアウトサイドからクラブが出ていることを指摘され、
インサイドから出すように意識をする様にしたら、ダフる事が多くなってしまいました。
これは何が原因だと思われ
るでしょうか?
またアウトサイドからクラブが出てしまうのを、インサイドから出すようにするには、
どのような練習方法があり、またどのような点を気を付ければいいでしょうか?
Answer
アウトであろうがインサイドであろうが関係なくどちらもダフります。
ダフるのは最下点の位置が問題なのです。
最下点を球の左(目標方向)にずらすことで
球を打つのが先になって、その後に最下点になりますので
ターフの取れるダウンブローという打ち方になります。
確かに、同じ前傾角度で振った場合、軌道が縦になるほど
ダフり軌道になり易くなる事はあります。
また、フラットにすればするほどトップ軌道となり易くなる事もありますので
ヘッドの軌道角度を一定にする必要はあります。
フェイドの癖球が出る人はインサイドアウトに振るように矯正すると
ストレート球が出るようになります。
この場合、二つの軌道を確認します。
一つはヘッドの軌道、もう一つは手の軌道です。
ヘッドの軌道はテイクバックの角度から影響し、前傾角、左手首の角度、
トップでの手の位置、そして左腕のローテーションの度合いによってほとんどが決まります。
ダウンスイングでヘッドが自分の後ろから出て来るような軌道、
腰の高さに手が下りて来るまでヘッドは前に来ないように
左手でぎりぎりまでローテーションやアンコックをしないようにして修正します。
また、手の軌道をインサイドアウトにするには6時から12時に振りぬくのではなく
手前の7時から目標の右の1時方向に出すように振ります。
この場合、トップからしばらくは肩を回さずにクラブを落とし
時間をずらして肩を回すようにするとこの動きができます。
ダフりを治すには、スイング円弧目標方向にずらします。
その方法とは体重移動、引き寄せ、右腕のスナップ、ハンドファーストや
レイトヒティングの動作によって軌道円が目標方向に移動しますので、
これらの基本動作を習得し、円弧の最下点が地面より1~2cm下、
5cmほど左(目標方向)になるように体全体でそれを作れるようなフォームを習得し、
それを定着させて精度を上げて安定させるようにしてください。
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