2015年12月24日木曜日

ダウンスイングで右肘はお腹の前か脇か


Question

右肘を通すところを教えてください。
ダウンスイングで右肘と右脇腹があたるので、
右肘を右脇腹の前に収めるべきか、
右肘を右脇腹の右側に収めるべきか悩んでいます。


Answer

結論から言うと、ハンドファースト度を増すにはお腹の前が良く
体が硬い人や中高年は脇腹になると思います。

フルアンコックをしてインサイド・アウトに手を前に出す打法では
フトコロにスペースを作って右肘をお腹の前に入れるのですが
最近の長尺クラブでは前傾角度が立ち過ぎていて
そのスペースがほとんどなく、腕があまって邪魔になります。

この場合や、両肘が着かない人などは、肘を内側に入れるのが困難ですので
右脇や腰に右肘を落として、右腕のスナップの代わりに
「落とし押し」をするとパワーが出ます。

右肘をお腹の前に落とすフォームでは体のしなりを利用し
落下力をよりいっそう使え、ハンドファーストで打つことができますので
肘が内側に曲がる人はこの打ち方が良いと思います。

また、この打ち方はフルアンコックに適しており、体の柔らかい欧米選手は
このようなパワフルな形で打っています。

悩む必要はありません。どちらも正解です。
ハンドファースト度を上げてスティンガーショットが打ちたい
と希望されるならお腹前までいれれば良いし
体に負担が掛からないようにするのであれば、脇腹で良いと思います。

柔軟性や価値観で決めてください。










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