2015年12月30日水曜日

遠心力で打てるようにするためには


Question

手打ちから遠心力で打てるようにするためには
どのようなことを意識すればいいですか?


Answer

恐らく超初心者の方だと思いますが
ご自身が手打ちだと認識されているだけましかも知れません。

ほとんどのゴルファーは手打ちです。
しかし、自分ではそう思っていない人がほとんどです。

特に中高年の男性は自分の姿を見たことがなく
動画を撮って見るのが怖いといいます。

30年もプレーしてきて、シングルだと言っていても
ご自身のスイングを動画で見たことがない人がほとんどで
見せたら恐らく1週間くらい寝込むでしょう。


まあ、これは余談として、遠心力というとらえ方に注目です。
質問者さんは手打ちの反対語が遠心力だとお考えなのでしょうか?
遠心力で打つという意味が良く分かりません。

手打ちというのは体を使わずに腕だけで打つことですが
体は全く使わずに腕の力で横振りをして、胴回りや脚などの筋肉を
ほとんど使わない打ち方をいいます。

本来、横回転は体の回転で作り、そして腕は縦の動きにして
その両方の動作で打つのが基本で、より効率の良い打ち方ができるのですが、
腕だけでこの両方の作業を行っていると飛距離が出ない、
またぎこちないスイングになってしまうのです。

まず、体は体重移動と体全体の捻転によって回転させます。
オーソドックスな打法でしたらこの二つだけでOKです。
そして、手は上下運動です。薪割り動作の縦です。

肩よりもちょっと高い位置に上げて、アドレスの高さに戻すだけで
同時に肩を90度回転させると、この両方の動きによって打つことができます。


遠心力を使うという表現をされていますが
おそらく、レイトヒティングのことかも知れません。

手の速度とヘッドの速度が同じだとHSがでません。
いかにヘッドの速度を上げるかで飛距離が決まりますので
ヘッドの回転、すなわちリリースをできるだけ遅くして
一瞬で回転させるレイトヒティングを行います。

手はリリースをしないまま縦に落としてきます。
そして、最後の一瞬でひっくり返すのです。
これがあたかも遠心力でと表現されるような動きかと思いますが
もうひとつは腰の開きによって、上半身が回転する動き
これも遠心力で回っているような感覚になるかも知れません。

いずれにせよ、体全体を使って打つことで
より飛距離も出て効率の良いスイングになりますので
オーソドックスな打法の方は体重移動と腰の開きを使う打法に、そして
難易度の高いモダン打法を習得される方は、モダン打法用の
ボディーターンの基本動作を習得されることをお奨めします。

ミクシー バーチャル・ゴルフ・教室
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