2016年1月7日木曜日

11フィートの速いグリーンでの寄せ


Question

グリーンが速いときの寄せワンについて教えてください。

グリーンに直接キャリすると止まらないし、
ワンクッションはそれがつークッションになったり
ゼロクッションになる可能性があり、怖い。

昨日は11フィートでした。
僕にはこれでも速い、、でも面白かったよ。


Answer

11フィートは普通のコースではまずありませんね。
これはプロの試合の速さですが、マスターズは14で
アマチュアの競技でもかなり速い設定をすることがありますので
上を目指すゴルファーは対応する必要があります。

まず皆さんが苦手としているのは高く上げて止める打ち方です。
ハイチップやハイピッチは高さはあまりでませんので
フロップショットやロブショット、スーパーロブショットなどで
20Yの距離を20Y上げて止めるような高い球を打つ練習です。

高く上げるショットはいくつかあるのですが、一番高く上げる打ち方は
手首を使ってヘッドを走らせる打ち方です。

このロブショットは通常の打ち方とはグリップから違います。
両方の手を雑巾を絞るように内側にねじってからグリップし
両方の手首が自由に曲がるようにします。

そして、アドレスもハンドレイトに構え、ハンドアップで打つのですが
ヘッドから上げてフルにコックし、思い切りコックを解いてヘッドを走らせます。

スーパーロブはスタンスをオープンにし、フェイスを開いて構え
同じようにヘッドをマックスに走らせて手首で打ちます。

高く上げる場合には球が多少でも浮いていないとできませんが
あまり浮いていない場合でも、地面が硬くなければ押さえ込みショットの
フロップショットで芯まで届かせて打ちます。

これはバンカーショットのように左一軸でしっかりと握ります。
この場合、10フィンガーやバット握りで地面の抵抗に負けないように
インパクトの瞬間に最大の力が入るようなグリップにして、バウンスから入れて
地面を押し沈めるように無理やりに芯まで届かせる打ち方です。

また、短い距離の場合にはポップアップショットや芯をわざと外した打ち方
などで軽く高く上げる練習も役に立つかと思います。

ただ、どうしても地面が硬くて球が浮いていない場合には
ワンクッションで土手にぶつけて寄せるしかありません。
でなければかなりオーバーさせて戻すか、芝が短く刈り込んであれば
外から転がすという手もあります。

オーガスタや全英オープンなどの試合での寄せが参考になると思います。












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