2016年1月8日金曜日

クラブの重さって気にした方がいいんでしょうか?


Question

クラブの重さって気にした方がいいんでしょうか?

例えば7番アイアンは何gだからドライバーは
何gみたいに全体として考えるものなのですか?
それとも特に気にしないものですか?
気にしないなら7番アイアンが壊れた場合、
別の重さの違う7番アイアンに入れ替えたりもできるんでしょうか?


Answer

クラブは気にするとかしないとかの問題ではなく
ゴルフは物理ですので長さや重さなどには法則があり、
全ての番手を同じ力で打って、同じ方向に出るように設計されているのです。

短い番手は早く振れるので重くしてあり、長い番手は遅くなるので
軽く作ってあります。
したがって、セットを作るときには長さも重さも番手ごとに変え
斜め一直線になるように作られています。
7番アイアンだけ軽ければ7番アイアンだけ左に飛び
重ければ右に出るということです。

しかし、入れ替えはできます。
同じウエイトバランス、同じ長さや硬さ、同じ総重量、同じライ角やロフト角
であれば、メーカーや古さ、色や材質は関係ありません。

このような理由によってアイアンセットはセットでしか販売してないのですが
残念なことにアイアンセットにUTやウッドは合わせてありません。

新たにクラブを入手された場合、このセット同士が
設計通りの長さや重さになるように調整する必要があるのですが、
まずほとんどのアマチュアゴルファーはしていません。

この設計の原理を知らないと、癖球や方向のバラつきがあっても
ダフりトップをするゴルファーには
その原因が腕なのかクラブなのかが分からないので
調整まで辿り着かないのです。

分からないまま30年もプレーしているゴルファーもいますので
気にしない人は楽しめている限りそれはそれで良いかと思います。










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