2016年1月9日土曜日
アドレスの時のボールの位置
Question
アドレスの時のボールの位置は
何を基準にしていますか?
Answer
球は縦の位置と横の位置と両方あります。
まずは左右の位置からお話します。
基本としてはDRで左足のカカト前、PWで
両足の真ん中というのが教科書に書かれている基準です。
これはスクエアスタンスと呼ばれ、最近の選手のほとんどが
目標方向に向かってどの番手でも真っ直ぐに立つ方法です。
また、オープンスタンスがありますが、それはまた別の機会にお話するとして
今回はスクエアスタンスのお話をしたいと思います。
基準はあくまでも基準ですので、その人のハンドファースト度、スタンス幅、
アンコック度、体重移動度などによって最下点に個人差が生じます。
軌道円弧を目標方向にどれだけずらして打つかによって
最下点が変わりますので、打点も当然変わってしまいます。
どの番手も同じ動きや力加減で打てるようになり
トップの深さも短い番手は浅く、長い番手は深くでき
スタンス幅も番手によって広げていけるようになったら
方向調整として実際にボールを置いて打ってみて
真っ直ぐに打てた位置を基準にすると良いでしょう。
トップの位置は肩の回転で変わりやすく
力加減もその日によって変わりますので
朝一の練習時に、その日の方向をボールの位置で調整し
それからラウンドされると、一日中右ばかり、左ばかり
というのがなくなるかと思います。
ただ、これはラウンド前のいわゆる、応急処置としての調整方法として
はっきりと決めないという裏の手です。
欧米選手で飛ばし屋といわれている選手は
かなり左(目標方向)に球を置いています。
体から外に出している選手もいます。
TVなどのカメラの位置が選手の左斜め前からのアングルなので
左足のカカト前に球が見える場合などでも、
実際にはかなり左に置いているということになります。
これは左ほどHSが上がっている事、左ほど体重が移動できて
球に体重を乗せることができるなどのメリットがあり、
DRなどはアイアンと全く同じように打ち込みで打っても
体の外に置くことによってアッパーで打つ事ができますので
スピン量を減らすことができるという4つのメリットがあります。
したがって、最初は教科書通りの位置に置いて練習し、調整をしながら
スイングが仕上がってからご自身の基準を作られると良いかと思います。
次に球との距離です。
これはこちらをご覧ください。
http://modernswing21.blogspot.jp/2015/03/blog-post_10.html
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