Question
ゴルフ理論について
どの理論も当てはまる人当てはまらない人がいますよね?
ではどの理論が大勢の人に当てはまるんですかね?
誰にでも合う!と思う理論を教えてください
Answer
ゴルフは物理ですので合う合わないではありません。
原理通りに打つしかないからです。
しかし、その動かし方には効率性、飛距離、方向性や
流行、好みなどの違いによってさまざまですので
ご自身が好きな物を選ぶしかありません。
600年もの歴史があるといわれているゴルフは
先人の経験によって培われてきたノウハウがあります。
重要なポイントは蓄積され、定石となっている部分です。
武道ほどの歴史はないにしても、
古今東西、数億人の人達が出した知恵の蓄積が
今の人類未曾有の記録を作り上げている分けです。
そして、余計なノウハウはそぎ取られ、世界の頂点に残る
重要なノウハウのエッセンスが基礎として残され
今のゴルフ理論の根幹を作っています。
インパクト時の物理的な力学は万人が共通の理論で
全員に当てはまります。
また、定石というほぼ99%の人に当てはまる基礎的な動きは
ほぼ全員、誰にでも原理として共通する部分です。
合う合わない理論というのは、恐らく日本のガラ系理論のことで
怪しい理論のことではないのでしょうか。
やたらと売り込みの美味い、通販タイプの指導者が荒稼ぎをしていますが
そのようないかがわしいゴルフ理論は確かに煩わしさがあります。
したがって、どんな理論でもそれしか知らなければ皆それをやって
合う合わないはなくなってしまいますが、ガラ系スイング理論が好きなら
それをやってみてご自身が満足すれば、それはそれで目標を達成したことになり
他人がとやかくいう問題でもありません。
合気道か少林寺か空手か、武道でも色々な種類や理論がありますが
どれが合っているか、誰にでも当てはまるのはどの理論なのか
と考えてみてください。
攻めるか守るか、また攻めて守るかなどの方針や価値観
目的やスタイルなどの違いであって、どの武道もどの理論も
合うとか合わないとかいう次元の問題ではないと思います。
誰でも習えばある程度はできるようになりますし、誰にでも合い
誰にも合わないかも知れないのです。
また、打法には流行もあります。
この100年には大きな進化がありました。
それは飛距離です。
特に80年代以降は飛距離が要求されるようになり
やってはならないとされていた動きもせざるを得なくなっています。
我流ゴルファーは考え方まで我流です。
自分で勝手に作った枠から出られず、重要なことを見失っています。
この色々とあるスイング理論の違いすら分からずに
勝手にどれが良いだとか、どれが自分に合っているなどど
全てが自分中心の考え方なので上達しないのです。
逆上がりや自転車なら我流で結構ですが、
ことゴルフに関しては人生一代の知恵と経験では
とても到達することのできない枠ですので
まずは、その枠から取り入れなければなりません。
そして謙虚に、また素直に先人が作り上げて来た理論を勉強し
原理的におかしい、つじつまが合わない、効率が悪い、優先順序が違う
などを良く見比べる必要があります。
スイング理論は高低、浅深、新古、正邪、などその内容によって
いくらでも存在するからです。
我流ゴルファーは小学生がロケットを打ち上げようとしているような状況に
早く気がついて、早く必要な知識を得るように学校に行き、
いかに遠回りせずに早く習得するかを考えることです。
打法はご自身の目的と目標によって選択し、その中から
ご自身の価値観と判断で結局はみなさん選んでおられますので
全員がプロにはなっていないのです。
何をどう習うかでゴルフ人生は変わってしまいます。
何を選択するかは、巡り合わせと直感しかないかも知れませんが
目標や目的に応じた打法を何か一つ掘り下げて見ると、
ほかが見えてくるものです。
スイングの原理を物理的な方法で知ることによって
つじつまが合わない理論が存在し、感覚や主観で教えている
スイング理論があることにも気がつくと思います。
動き一つ一つには理由があります。
因果関係や効率性のあるロジカルな理由がある理論で
しかも、効果の実証がある打法を選択されると良いと思います。
0 件のコメント :
コメントを投稿