2016年2月19日金曜日

身長や体形、柔軟さとかでベストな打法が違う?!


Question

ゴルフがうまくなりたい。
ゴルフって、人によって言うことが違うんですね。
スタンスとかバックスイングとか。

こうしなさい、こうした方がいい、こうすればいいよ・・・。
で、その度に一時的な成果があって課題が発生する、
そして深みにはまっていく・・・。

一体、だれの意見を採用すればいいのでしょうか?
人だけではなく、本でもそうです。
私が思うには、成人男子であれば同じ規格のクラブを使っていますが、
身長や体形、柔軟さとかでベストな打ち方が違うんだろうと推測しています。

とすれば、私に近い長身」・スリム体形で上手な人のアドバイスのみ受け入れ、
他は無視すれば上達するのでは?と思うのですが、間違ってませんか?


Answer

我流ゴルファーが良く陥る典型です。これでは
真っ暗なトンネルの中を、手探りで歩いているようなものです。
なぜ、基礎を習わないのでしょうか?

ピアノは3歳からバイエルから始め、ソナチネ、ソナタと
10年も20年も積み重ねてやっと一人前の奏者として
難しい曲が弾けるようになります。

スケートの浅田真央選手はトリプルアクセルの技術のために
どれだけの年月を費やしているでしょうか?

体操競技の6種目とも本や友達に聞いただけで、
できるようになった人がいるでしょうか?

ゴルフだとどうして、こんなに舐めたやり方をするのでしょう。
本やビデオでは得ることができない、とんでもなく難しい動きや
タイミングなどがいくらでもあります。

200YのDRが安定する程度なら浮気をせず、3年間修正を繰り返しながら
徹底的に同じ動きをしていれば定着して安定するでしょう。

しかし、280Yの飛距離を出すスイング、そして
プロの飛距離や、さらに欧米選手の飛距離を出そうと思ったら
とんでもない技術を取り入れて、それを訓練によって身に着けて
修正を重ねながら、さらに数年間の定着練習と方向調整、そして
精度を上げる訓練を徹底的に行う必要があるのです。


では、なぜゴルフは多種多様な理論や動作があるのでしょうか?
それは一つは時代の流行、二つ目は優先順序、そして
三つ目は打法スタイル、四つ目は効率、そして五つ目はその動きができない人の動き
によって何乗にもスイングの種類が増えているのです。

まして、日本はそれプラスガラ系で独自に進化(変化)させて
ビジネス目的でDVD販売やレッスンをする先生方が多く
さらにとんでもないバカげた指導が増えているのです。
巷で良く目にしたり聞いたりする打法はこれがほとんどです。

そこに、まだ中級クラスのレッスンプロ達が我流で覚え
それを我流で教え、ますます混乱しています。
まして、先輩や友達からいくら話を聞いても、もともとそのような
低劣な理論と打法を聞きかじっているだけの人達ですので
まったく話になりません。

では、何を選ぶかなのですが、日本のトップ指導者達の中には
マキロイの打法と深堀選手の打法の違いが分からない人が大勢います。
初心者ならしかたがないかも思いますが、
何度も優勝したツアープロでさえ、人の打法の違いが分からないのです。
感覚やフィーリングだけで覚えた我流プロ達は見ても分別がつきません。

サイトや雑誌はもっと程度が低く、間違いをわざと作って
それをネタに売り込むようなことをしており、
何だそれは!と買って行くゴルファーが多いために
いつまで経ってもまともな理論は載らないのです。
わざと反対なことを見出しに書けばそれがキャッチになるからです。


さて、ではどう対処するのでしょうか?
まず時代の違いは簡単です。
クラシカル打法は現在教える人がいないので、
深堀選手のようなオーソドックスな打法が良いでしょう。
これならいくらでも教える人がいますし、お手本があります。

また、最新のタイガーやマキロイ打法は、まだ教えられる人がいませんので
技術や動きすら分かっていない日本においては
ミクシーのバーチャル・ゴルフ・教室以外では見たことがありません。

優先順序とは飛距離を取るか、方向を取るかです。
飛ばせば飛ばすほど方向は悪くなりますので
どこまで飛ばす技術を織り込んで行くかの選択になります。

そして打法は目指すプロの打法を真似することですが
効率が良い動きや形、テンポやリズムなどいろいろありますので
効率に関しては習わないと分からないことが沢山あります。

真似をしようとしてもできていないプロもいますので
また、ミスショットの動画もアップされていますので
どれを真似るかによっても結果が違って行くのです。

体格や身長は打法には全く関係ありません。
ただ、苦手な動きはあります。
人によっては蹴りが難しかったり、引き落としが難しかったりしますが
訓練によってどんな動きでもできるのです。

はっきり言って我流ではほとんど上手くはなれません。
せいぜいシングル程度です。
しかもオヤジスイングは覚悟しなければなりません。

我流で300Y以上のキャリーはまず不可能です。
甲子園級の野球選手でしたら大丈夫だと思いますが
野球の練習でボディーターンを習っていますので、我流ではありません。

いずれにせよ、本気で上手くなりたいのでしたら
それなりの覚悟が必要です。
まずは意識や思考を改革し、ゴルフに対する姿勢を正しましょう。

ゴルフは地球上で一番難しいスポーツだと言われています。
何をどう習うかで雲泥の差がでるということです。

3年でプロになるか、30年経っても100が切れないかの違いです。
ゴルフに対する姿勢しだだということです。















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