2016年2月28日日曜日

DRで球を左足の外に置いても良いのでしょうか?


Question

ゴルフ歴4ヶ月の初心者ゴルファーです。
ドライバー飛距離180でスライスもしてしまい思うように飛びません。
フォローも腕を伸ばし前に押し出すようにイメージは持ってますが思うようにできてません。

そのため、感覚を養うために左足外側から10センチほどへボールの位置をずらし練習しました!
すると飛距離が230ぐらいで真っ直ぐ飛びます!
正直詰まった感じもなく今までより打った感触、
体重移動と腕とかマッチした感じですごく調子がいいんです!

嬉しさ半分悲しさ半分です。左足の内側に通常通りボールを置き
230を飛ばし綺麗なフォームで打ちたいんですが、
どこがいけなくてズラした位置がしっくりきているのかがよくわかないので教えて欲しいです。

フェイスが開いてるのはわかりますが。
体重移動と腕のマッチングについてサッパリなので教えてください。

それか左足の外に置きドライバーでやってった方がいいのでしょうか?
アイアンはボール位置は真ん中や一つ分左に置いてと通常でしっかり打ててます。


Answer

スライスはフェイスの閉めが甘い事が一つの理由です。
インパクトでしっかりとフェイスが目標を向く練習が必要です。

球の位置は左にするほどフェイスが閉まりますので、確かに
球は左に出てスライスはなくなります。

これはフェイスを閉めるタイミングです。
閉めるタイミングが遅いからスライスになるので
早く閉めるか、球を左に置いて調整するしかありません。
(クラブのフィティングが適正であることが条件)

左腕のローテーションを早めてフェイスを早く閉めるには
右手で被せる癖をつけることです。
そして、どの番手でも同じように4時半でトウが天井を向くように
閉めることができたなら、今度は球の位置を調整します。

体重移動やハンドファースト度によってこのタイミングはいつでも狂い
毎日調整して合わせる必要があるのですが、
どうしても合わない場合には体の左外に出しても構いません。

ただ、まだ初めて4ヶ月とのことですので、恐らくトップの深さが
各番手全て同じように水平まで深く上げているのだと思います。
そうするとこのような症状になるからです。

もし、トップの深さや前傾姿勢、スタンス幅などが適正で
しかもそのような症状が出るのでしたら、球の位置を変えて調整します。
(ただし、ダフりトップの初心者はまだその段階ではありません)

球を外に出して打つことは、ヘッドは左ほどHSが上がっていて飛距離が出ます。
また、しっかりと体重を乗せた上にアッパーで打てるので
決して悪いことではありません。
欧米のトップ選手でも体の外に出して打っている飛ばし屋がいますので
内側にこだわる必要がないのです。

これを無理に左足の内側で練習すると、インパクト時に
反り返りにならないとタイミングが合わなくなったり、アッパーにならずに
スピン量が増えて途中で失速したりする原因になることもあるのです。

最近のスイングで体重がしっかりと乗らずに反り返りや右軸で打つ人が増えたのは
この球の位置にこだわったことも原因のひとつです。

ショートアイアンで真ん中に球を置いて、しかもセットアップが適正で
真っ直ぐに打てるのでしたら、DRはその同じ打ち方でトップを水平にして
真っ直ぐに出る位置に球を置くことで調整すると良いでしょう。
球の位置でスイングを変えるのではワンスイングになりません。

初心者はトップの深さが訂正でなかったり、打ち方がバラバラで
日替わりスイングをしていることが多いので、球の位置は
はっきりと決める段階ではありません。
ある程度の目安として暫定で良いのです。

ラウンドでしたら、その日に真っ直ぐに出る場所に置いて打てば良いし
上級者になったら、どの番手も同じに振ることができるようになりますので
それから固定した位置で覚えても決して遅くはないと思います。


















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