Question
ゴルフのラウンドを月1回では80切りは中々出来ないですか?
Answer
単純に考えてみましょう。
ゴルフは練習場で上達するショットと、ゴルフ場で上達する
寄せやパットがあります。
たとえば、パーオンができるほどショットを安定させる練習は
練習場でほとんどできます。
極端な話、全てのホールでパーオン・ツーパットなら72です。
7回3パットをしても79で、80を切ることが可能です。
この計算でいうならば、ラウンドは月一回でも
80切りは可能と言えるでしょう。
毎回切れるかどうかは別として、自己ベストは出る可能性があります。
では、80が切れない人はなぜ切れないのでしょうか?
それは、まず、ショットが安定していないからが原因のひとつです。
ショットの安定は結局避けて通ることができない課題なのです。
では、ショットの安定とは何でしょうか?
まず、完成度です。
完成度とは再現性であり、定着度、方向性、精度など
その打法をどこまでマスターしたかになるでしょう。
100発100中になるまで練習場で練習をしていますか?
しかも、番手の持ち替えをしても最初の一発目でナイスショットがでていますか?
200球打って、全てがナイスショットでミスが一発もない
という状態になるまで練習しているでしょうか?
また、10Y刻みで思った場所に毎回落とせるだけの精度や
しっかりと球をつぶしてダウンブローで球を打つための打ち方など
毎回芯を外さずに打てるようになり、何も考えずにそれができるまで
定着安定させていますか?
また、傾斜台を使って左足下がり、上がりの練習をていますか?
練習場でできることが沢山あります。
ゴルファーのほとんどはその大切なことをしていないのです。
これら全てができていれば、あとはアライメントですので、
これは現場で毎回ルティーンに入れて確認します。
100が切れないゴルファーはまず基本的なショットができていません。
OBがなくならず、林に打ち込み、ラフやバンカー、
FWでざっくりのチョロやトップがなくならない状態です。
ショットが安定すれば毎ホール打つのはFWとグリーンだけです。
どれだけ楽なゴルフができるでしょうか?
しかもアイアンの精度が高ければアンダーで回れる可能性もあるのです。
これだけで自己ベストは更新です。
いずれはこれに挑戦する必要があります。
この挑戦によってシングル、スクラッチ、プラスハンディーとなって行くのです。
ただ、現実的にはFWヒットもパーオンも100%という分けにはいきませんが、
理想に近づける練習は必要です。
また、ショートゲームの場合は月一では劇的な上達は難しいでしょう。
これは一時期でも頻繁にコースに出る必要があるかと思われます。
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