2016年2月8日月曜日

「スライス、フック、高さ、低さ」を調整する鉛の貼り方


Question

アイアン、フェアウェイウッドのヘッドに、
「スライス、フック、高さ、低さ」を調整する鉛の貼り方、
場所を教えてください。


Answer

まず、スライスやフックはクラブで出すのではありません。
また、スライスやフックを治すのに鉛を使うのでもありません。
基本的にヘッドの重心は変えずに打ち方で変えます。

クラブはそれぞれに重心距離があります。
重心距離とはヘッドのソケットからトウへ行く線の
どこに重心があるかという、ソケットからの長さで表します。

いわゆるヘッドだけの重心の位置ということです。
この重心距離がフェイス上の横で、フェイス上の縦が重心の高さ、そして
フェイスからお尻までの奥行きが重心深度です。

重心距離が短い(重心がソケット側)とフェイスローテーションが早まり
クラブの返りが早くなります
したがって、スライスを止めることも可能という分けですが
もともと重心の位置は全ての番手で揃っていれば動かす物ではなく
トップの深さやスタンス幅、ロテーションの度合いなどの打ち方で調整します。

ただ、トルクの高い(捻じれが大きい)シャフト(柔らかいシャフト)は
重心位置がどこにあろうとフェイスは開いたり閉じたりしながら入ってきますので
とても不安定なので重心距離とは関係なく方向は安定しません。

早く閉じさせるためにはソケット側を重くします。
また、トウ側を重くすると閉じる速度が遅くなりますが
どスライスやチーピンは道具で治せる範囲内ではありません。

根本を治すには重心距離よりも、ローテーションやタイミング、そして
右手の被せによってフェイスをしっかりとスクエアに戻す訓練をすることです。

また、低く打つ場合には球を右に置いてそのまま打ち、
球を左に置くだけで高く打つことができます。

















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