2016年3月24日木曜日

アイアンは真っ直ぐ、DRはスライスする


Question

ドライバーでのティーショットがうまくいきません。
9割方スライスしてまいます。

力をぬいてみたり、下半身の力み方、
フェースの向きもかなり注意してやっています。

アイアンでのショットはほぼまっすぐ飛びます。
なんかコツとかあれば教えてください


Answer

まず、初心者に多いのはアイアンのトップの深さが深過ぎることです。
PWは従来60度でとめるのを0度まで(水平)深くしてしまい
その力加減とタイミングのままドライバーを打つとヘッドが遅れます。

逆にDRでタイミングを合わせて、アイアンで水平まで深く上げると
今度は引っ掛けになります。

クラブの特性として、長い番手ほど深く、短い番手ほど浅く
しなければなりません。

次に、フェイスを返すローテーションができていないことも原因の一つです。
それはインパクト時にフェイスをスクエアにするために
横ぶりをしないということが一つあります。

初心者は野球のように横に振って球を飛ばそうとします。
ところが野球の球は高い位置にありますが、ゴルフは地面にあり
振り方が違うのです。

ゴルフのスイングは体で横回転を作り、手や腕は縦なのです。
しかし、どうしてもフェイスに球を乗せて押し出すような横の力が入り
それが結果としてHSが上がらない、トップする、力む、などの現象として現われ
思い切り振る割りにはヘッドが走らないのです。

ヘッドは体のできるだけ近くを通してダウンスイングします。
これはほぼ縦に近い動きとなり、後ろを向いたまま縦に落とすと同時に
ボディーターンが先行していると、ぴたりとタイミングが合うのです。
これが最も効率の良いスイングです。

また、インパクト時の体の形、そして腕や手首などの形を定着させ、
それを形状記憶させておくことが大切です。
常にその瞬間は同じ形で打つ癖をつけておくことで
フェイスがしっかりとスクエアに戻る助けになるのです。

また、最近のクラブは長過ぎで柔らか過ぎです。
グニャグニャのシャフトを硬くし、アイアンとの流れで
振動数が一直線になるようにフィティングして、それでも直らないようでしたら
動画を診てもらって原因を特定する必要があるかと思います。


















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