Question
手首はコックしたほうが良いのでしょうか?
コックするとインパクト時に手首が戻らず
フェイスが開いてしまい綺麗にあたりません。。
しかもコックしたら最後まで解いたらダメと言われるので。。。
コックするとどういう良いことがあるのでしょうか?
素人な質問ですいません。
Answer
手を使うとリリースが遅れるだとか、コックすると
手首が戻らないとか、やったことがない動きをすると
ほかの動きを忘れるものです。
ゴルフは普段の生活にはない動きをしますので、
その動きが定着するまではすぐに忘れ、ほかに意識が行くと
できなくなるという、単純な人間の性質が原因です。
それは人によっても違い、また定着度によってできる人や
できない人などさまざまなのですが、それを法則かのように
これをするとこれができない・・こうするとあれができない・・と
自分の経験から理論を作り上げるのは間違っています。
これが我流です。
自分だけなら良いのですが、それを理路整然と解説して
法則かのように正論を否定して、自分ができたことだけしか教えないという
ティーチング・プロがDVDや雑誌で荒稼ぎしています。
すると、質問者さんのようにできない人は、ああ、しなくていいんだ
と安心して、救われた気持ちになってその人を師事するようになるのです。
これが悪魔のささやきです。
試行錯誤して独自で解決し、安定するとそれを
やたらと教えたがる、いわゆる教え魔的な人達があまりにも多く
思い込みや勘違いで基本動作すらできない人が続出することになるのです。
世界の打法を否定し、自分がこうだったからそうなんだ
という狭い世界での経験からスイング理論を作るのは辞めましょう。
世界には600年からの知恵が基礎として継承されています。
それを習わずに自分勝手に展開するのは無駄な遠回りです。
結局コックをしなければ飛距離は出ませんので
最終的にはコックを使う練習をして、きれいに当てることになりますので
いくらお偉い先生方が、コックしなくても良いよ、と言ったとしても
いつかはせざるを得なくなるでしょう。
パターなら手首も使わず、ひじも使わず、腰も動かさず
脚も一切使わずに打ちますので一番正確性が高い打法です。
より正確に打ちたいならパター打ちをすれば良いのです。
ところが、それでは50Y程度しか飛びませんので
あらゆる筋肉を使って、方向を犠牲にしながら飛距離を延ばしていくのです。
すると、進化した欧米選手の主流となるモダン打法に最後には辿り着くのです。
コックを全く使わないと200Yしか飛ばないスイングになるでしょう。
それでも良いのでしたら、使う必要はありません。
目標が200Yでしたら、どんな打法でも達成できるでしょう。
しかし、ちょっとでも飛ばしたいというお気持ちがあるのでしたら
手首だけではなく、右肘から脚から腰など、あらゆるところを使って
できない動きをできるようにするしかないのです。
できないからやらないではいつまで経っても上達しません。
我流分析と我流発想で独自の枠にゴルフをはめ、
それに合ったガラ系理論を探しているようではゴルフをダメにしているだけです。
左手首のコックは親指側と甲側に曲げる方法があります。
現在の欧米打法では親指側だけというのが主流ですが、
ドラコン選手は両側にコックします。
これはそれだけヘッドが走り、飛距離が出るからにほかなりません。
コックを使わないプロはいませんので、使い方を習得し
練習して使えるようにしてください。
0 件のコメント :
コメントを投稿