2016年4月5日火曜日

腰は引くのか回すのか?


Question

ゴルフのテイクバックとダウンスイングで教えてください。
股間接を意識しながらテイクバックでは右のお尻を引き、
ダウンスイングでは左のお尻をひくのと。
腰を回すのではどちらが正しいですか??
お尻を引きなさいとよく本で見るのですがドライバーが捕まりません。


Answer

この指導はクラシカル次代のものです。
腰を45度回し、股関節に乗せるのが主流だったのです。
また、中期時代には腰が回り過ぎないように
左膝を内側ではなく、前に出すスタイルとなりました。

ところが80年代後半からワインディング技術が世界のトップ選手の間で
流行り初め、腰は20程度しか回さなくなったのです。

いずれにせよ、テイクバックで右に腰がスエーしなければ問題はありません。
テイクバックは右膝を固定して、右に腰が移動しないことを注意し
左の肩を右内腿の上に移動させるようにします。

また、ダウンスイングは左のお尻を後ろ打席方向に突き出します。
腰を回転させるという表現だと、右腰が前に出てシャンクの原因を作ったり
腰が前に出て伸び上がりや立ち上がりになってしまいますので
思い切り腰を引いてください。
この方法は今でも変わっていません。

左の腰を引くことで上下運動が軽減され、左脇が張り
スムーズなボディーターンができます。

この時に腰が前に出て、起き上がりになることがあります。
あるいはつま先立ちになって上下運動が入り、当たりが薄くなることもあり、
酷い場合には立ち上がりで合わせて仕上げている選手もいます。
前傾角度や軸がブレないように注意してください。

ドライバーが捉まらないのはいろいろな原因があるかと思います。
恐らく肩が回っていない、ヘッドが間に合っていない、あるいは
ヘッドが軽すぎて当たり負けしているなど、いろいろと考えられますので
ひとつずつ確認していく必要があるかと思います。

ミート優先でフォームを作るとオヤジスイングになります。
どうせ覚えるなら、きれいなフォームを習得し、それを定着させましょう。









0 件のコメント :

コメントを投稿