2016年7月18日月曜日

ダウンブローに打つのは難しいこと?


Question

あるプロゴルファーの人が、「ほとんどのアマチュアはダウンブローに打てていない。
ほとんどのアマチュアがボールの手前からクラブが入っている」と言っていたのですが、
 やはりプロみたいにダウンブローに打つことはかなり難しいことなんでしょうか?


Answer

ダウンブローで打つことは決して難しいことではありません。
打ち方が違うだけです。

むしろ、最下点で球を捉える方が一瞬の点ですので難しく
ダウンブローだと落ちている最中の線で打てるという感じがあります。

ダウンブローで打つ目的はスピン量です。
どんな打ち方でもバックスピンは掛かるのですが、
グリーン上で止めるためにはかなりのスピン量が必要なのです。

女性など、力のない人には必要なスピン量は掛からないかも知れませんが
少しでも早く止まる球が打てた方がスコアメイクには有利なのです。

ただ、手前から転がして乗せるという段階の内容のゴルファーには
あまり関係がなく、普通のゴルフ場でしたら80を切る段階で
スコア的な差がではじめます。
それまではどう打とうと、あまり関係ありません。

必要なのかそうでないのはか、実践で分かります。
せっかくグリーンヒットしたのに、行ってみたらオーバーしてグリーンから
こぼれていたという経験をするかと思います。

これで悔しいと思ったら、ダウンブローが足りないということです。
最近のクラブは低重心なのではらい打ちでもスピンが掛かると宣伝していますが
それで止まる柔らかいグリーンしか行かない人ならそれで良いでしょう。

ところが堅いグリーンでもプレーしたい、70台をコンスタントに出したい
などとレベルの高い段階を目指すのでしたら、最初からダウンブローに打つべきです。

ただ、しっかりとした打ち方をしないとダフりますので
体重移動、ハンドファースト、そして左手首を甲側に曲げないで打つことで
ウッドでも打ち込めるようになりますので、遠回りしないように
ダウンブローで打てるようなフォームを最初から習得すると良いでしょう。




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