2016年8月22日月曜日

20Y程の寄せでブレーキを掛けるには


Question

グリーン周りから(20yぐらい)プロがたまにやる低い球で
3バウンド目ぐらいからブレーキがかかるようにして
寄せたりしますがどうやって打つのですか
その際の打ち方とクラブの番手かロフトとかも教えて下さい


Answer

スピンが掛かった打ち方ですが、この距離でも二種類あります。
一つは打ち込みショットです。

20Yですので普通のローピッチだと止まりません。
したがって、かなりダウンブローの効いた打ち込みの
パンチショットのような力で球をつぶす打ち方をします。

球を右に置いて力を入れ、ヘッドを鋭角に入れます。
地面が柔らかい場合はクラブは抜けずにそのまま
地面に突き刺さって球だけ飛び出します。

打ち込んでグサっと刺すのですが、球を打ってからなので
チョロにはなりません。


二つ目は、ローピッチでもSWを開いて球を右に置いたまま
カット打ちをしてヘッドを抜く打ち方です。
このハイスピードで抜くことでスピンが掛かって止まります。
これは地面には打ち込まず、ヘッド速度でスピンを掛けます。

いずれにせよ、クリーンにヒットしないとスピンは掛かりません。
ラフなどの芝が噛む場所では止まりませんので、
その場合はハイピッチやフロップショットで高く上げて止めます。

スピンを掛けるには条件があります。
スピン系の球で表面がある程度柔らかくないと
クラブの溝が仕事をしません。
要するに摩擦の抵抗力が大きいほどスピンが掛かるのです。

また、スイートスポットの小さい重量のあるウエッジで
しっかりと溝があり、ダウンブローで打つことです。

ちなみにグリーンがガチガチではどんな事をしても止まりませんので
これらの条件を揃っていることが大切です。




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